自業自得記録地獄

主にACミランに関する備忘録。

19-20コッパ・イタリア準決勝1stレグ vs ユベントス(H)

 ミラノダービーで逆転負けを喫し、2020年無敗、イブラ先発時全勝が途切れたミラン

 ロナウドは絶好調だがエラス・ヴェローナに逆転負けを喫し、インテルにカンピオナート首位の座を明け渡したユベントス

 ズラタン・イブラヒモビッチvsクリスティアーノ・ロナウドを一目見ようと、サン・シーロにはコッパ・イタリア史上最多の観客が駆けつけた。

 

  • 先発&フォーメーション

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 ミランはコンティが出場停止。再びビリアが故障しメンバー外。

 ユベントスキエッリーニケディラドウグラス・コスタ、ベルナルデスキ、デミラルが負傷欠場。

 

  • スタッツ&控えメンバー

Milan Juventus live score, video stream and H2H results - SofaScore

  • ハイライト


Milan 1-1 Juventus | CR7 scores again as Juve rescue cup draw in Milan | Semi-finals | Coppa Italia

 

  • 流れ

 10分ミラン、敵陣右サイドのサムカスが中へ運んで左サイドテオへ。寄せてきたクアドラードをかわしてPAに侵入しクロスを上げるが、イブラと少し合わない。

 21分ミランボヌッチからマテュイディへのパスが流れてドンナルンマがキャッチ。ベナセル、カラブリア、ベナセルと繋ぎ、ベナセルからラムジーピャニッチ間のチャルハノールへ楔。チャルハノールはターンして右ハーフスペースのイブラへ。落としを受けたカラブリアは張っていたサムカスへ。サムカスはアレックス・サンドロとマテュイディを惹きつけてケシエにバックパス。PA内でケシエからパスを受けたカラブリアがシュートもブッフォンがセーブ。

 27分ミラン、自陣PA手前でデ・リフトからボヌッチへのパスが乱れたところをアレックス・サンドロとイブラが取り合いチャルハノールがこぼれ球を拾う。チャルハノールはPAに入ってイブラへ渡す。イブラから下がって顔を出したレビッチへ。レビッチのダイレクトシュートはブッフォンの正面。

 35分ユベントス、敵陣左サイドからスローイン。アレックス・サンドロからケシエ‐ベナセル間で引き出したディバラ。落としを受けたラムジーから右ハーフスペースのクアドラードへ。クアドラードPA手前からミドルシュートもドンナルンマが良いセーブ。

 ミランペースの0-0で前半終了。

 46分ミラン、自陣でフリーのケアーから最前線イブラへロングパス。イブラがデ・リフトに競り勝って背後へ落としたボールをレビッチが拾いシュートもブッフォンがセーブ。

 48分ミラン、ピッチ中央。ラムジーからマテュイディへのパスをサムカスがカット。すぐに前のベナセルへ渡す。ベナセルは斜め左に運びながら、PAに入っていくイブラへクロス。イブラは上手くミートできない。

 58分ユベントス、敵陣でデ・リフトからディバラへ楔。ロナウドから右サイドデ・シリオへ。デ・シリオクアドラードに預けてテオとレビッチの裏へ。クアドラードから横パスを受けたディバラからデ・シリオへスルーパスマテュイディへの折り返しはドンナルンマが先に弾く。ロマニョーリのクリアをクアドラードが拾いディバラへ。ディバラのコントロールショットはドンナルンマが余裕のキャッチ。

 59分ミラン、上述の流れでドンナルンマはすぐにカラブリアへ。カラブリアが敵陣まで運びサムカスへ。サムカスは中へ運んでチャルハノールへ。チャルハノールは素早くライン間のレビッチへ。デ・リフトが狙っていたが取り切れずレビッチがターンして左のイブラへ。イブラのシュートはブッフォンがセーブしCK。

 CKのこぼれ球をテオがミドルシュートラムジーに当たり大きくコースが変わったがブッフォンが弾き出す。

 60分ミラン、敵陣左サイドスローイン。テオから受けたレビッチがラムジーをかわしチャルハノールへ。このパスが乱れるが、チャルハノールがなんとかロナウドより先に触りサムカスへ。サムカスは右足でイブラへふんわりクロス。イブラには高かったが、後ろでレビッチが合わせてミランが先制。1-0。

 62分ユベントスラムジーに代えてベンタンクール。

 68分ユベントスデ・シリオに代えてイグアイン。RSBにクアドラード

 71分ミラン、テオが2枚目のイエローで退場。

 73分ミランユベントスミランはレビッチに代えてラクサール。チャルハノールをLSHの4-4-1。

 ユベントスマテュイディに代えてラビオ。

 79分ミラン、サムカスに代えてサーレマーケルス。

 83分ユベントスカラブリアからイブラへのパスをベンタンクールがカット。セカンドボールの奪い合いはピャニッチにこぼれる。ピャニッチ、ラビオ、イグアインと繋ぎ、イグアインは右サイドクアドラードへ展開。クアドラードが敵陣深くまで運び、チャルハノールとラクサールを惹きつけてディバラへバックパス。ディバラのシュートはミートできず右に外れる。

 86分ミラン、チャルハノールに代えてパケタ。

 87分ユベントスボヌッチから右サイドクアドラードへ。パケタが寄せてきたところをワンタッチでベンタンクールへバックパス。ベンタンクールはワンタッチでファーのロナウドへふんわりクロス。ロナウドのバイシクルシュートはカラブリアがブロック。と思いきやVAR、OFRの結果、ハンドでPK。ロナウドがド真ん中に蹴り込みユベントスが同点に追いつく。1-1。

 1-1で試合終了。ユベントスが終盤に価値あるアウェイゴールを奪い、有利な状況で2ndレグを迎えることになった。

 

 ミラノダービーの前半に引き続き素晴らしいパフォーマンスで、テオの退場までは完全な勝ち試合だった。テオ以外は6.5点以上あげたい出来だった。引き分けだし、2ndレグにイブラ、テオ、サムカスが出場停止は痛すぎるが、内容的には非常にポジティブ。

 特に守備はコンパクトな4-2-3-1で強度も高かった。間を使われてもコンパクトなので寄せが速く、厳しいチェックでユベントスの選手にミスを生じさせた。ネガトラにおいても、起点になるディバラをロマニョーリやケシエが予防的マーキングで潰し、すぐに奪い返すことができていた。

 攻撃はテオ、レビッチ、チャルハノールのポジショニングにクアドラードラムジーデ・シリオ、デ・リフトは困っていたように見えた。

 14分のベナセル楔イブラ落としにサムカス

 16分28秒のベナセル楔レビッチターン

これらはラムジークアドラード間に楔を通してゴールに迫った形。どちらも決定機に持っていけそうだった。

 この2試合の4-2-3-1が最適解っぽくなっているが、ブロゾビッチ、ピャニッチ対策から生まれた形なので、月曜日のアンカーを置かないトリノ戦がどのようなオーガナイズになるのか興味深い。

 

 攻撃時4-3-3(ディバラ0トップ)、守備時クアドラード降ろし4-4-2。

 ボヌッチ、デ・リフトからの縦パスをラムジー、ディバラ、マテュイディミランの中盤の選手間に位置して引き出すが、そこから先のテンポが上がらないしミスも多かった。ジャンパオロも難しかったがサッリボールも難しい。

 ロナウドとディバラにどれだけ守備を求めるのかも難しい。おかげでベナセルはわりと楽に捌けた。

 59分のイブラのシュートはクアドラードがSBを経験していて良かった場面だと思う。中を閉じて外のイブラに出させたところに猛烈プレッシャー。

 

  • 主審 Paolo Valeri

 テオの退場を含むカードの基準とPKにはさほど文句はないが、ファウルの基準がよくわからなかった。そこ流すのにこれはファウルなの?という場面が頻発していた。サムカスのカードも、ノーファウルなタックルがファウル判定されたから怒ってボールをピッチに叩きつけたので、しっかり見てくれていれば2ndレグ出れたのにと思う。

 PKは取っても取らなくても色々言われる気がする。私としては、空中でバランスをとっている腕だから不自然な位置にはないし、故意にシュートコースに腕を出したとも思えないのでノーハンド。だが、完全に腕に当たってるし、体から開いてるからPKなんだろうなと覚悟していた。ともかく、私は明らかな故意(そこがまた難しいが…)以外はハンドとらないでヨシ派。もしくは従来のPKと別に新しいPKを導入しよう。

 

  • ボヤキ

 ブッフォンおじさんがキエーザ親子、テュラム親子、ウェア親子に加えてマルディーニ親子のユニフォームもコンプ。次のターゲットは誰でしょうか。