19-20セリエA第29節 vs SPAL(A)
中2日で最下位のSPALと対戦。
2月上旬に功労者のセンプリチを解任しディ・ビアッジョを招聘。しかし就任後5試合で1勝4敗となかなか勝ち点を伸ばせずにいる。センプリチ時代の3-1-4-2から最近はオーソドックスな4-4-2を導入。
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先発&フォーメーション
ミランはコンティ、ケアー、ボナベントゥーラがターンオーバー。イブラがベンチに復帰。引き続きムサッキオとドゥアルテが負傷欠場。
SPALはフェリペが出場停止。守護神のベリシャ、ズカノビッチ、ディ・フランチェスコが負傷欠場。
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スタッツ&控えメンバー
SPAL Milan live score, video stream and H2H results - SofaScore
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ハイライト
SPAL 2-2 Milan | Two Late Goals See Milan Fight Back to Claim a Point! | Serie A TIM
運がなかったようなあったような、なんとも言えない試合。ちょうどよく引き分けに終わった感じか。特に槍玉に挙がる人もいないし。
序盤は五分、失点後はやや攻勢、2失点後は攻勢、ダレッサンドロ退場後は攻撃練習。
後半からはRSBサレマ、LCHパケタ、OHチャルハノール、レビッチとレオンの2トップで4-3-1-2。
レビッチが左寄りでプレーする分、レオンは中央から右寄りでプレーしたが、これがレオンが左に開いて足元で勝負したがる癖を矯正し、右ハーフスペースで深さを創る動きを行ってくれた。得点には繋がらなかったが引き出しが増えた気がして嬉しい。
買取オプション行使が発表されたサレマは酷いクロスも何本かあったが総合的に見れば良かった。次節こそ先発でしょう。
最後の交代がべナセルに替えてボナベンだったが、放り込みタイムに入っていたので全く良さは生きず。クルニッチやケアー入れて完全なパワープレーでも良かったか?
地味に筋肉系の怪我が多いサムカス。サレマ先発で休ませるべきだったとタラレバおじさんが顔を出す。ダレッサンドロのタックルを喰らってからいまひとつ勢いが削がれた感のあったテオが少し心配。杞憂に終わりますように。
ラツィオ、ユヴェントス、ナポリの地獄の3連戦を前に確実に勝ちたい試合で余裕を持って勝てず、労力使って引き分け。しかも怪我人のおまけ付き。簡単に終わらせたい試合ほど難しくなるのが世の常だと改めて突きつけられた。ただ落ち込んでる暇もない。今はとにかく休んでローマに乗り込もう。
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SPAL
勝利の女神は微笑んでくれなかった。先制後もアグレッシブに闘い、フロッカリのスーパーゴールに歓喜し、退場後はミランの猛攻を身体を張って守り続けるが、2つのエラーで勝利を逃した。
この日のブライアン・ダボは私が観た(そんなに観ていない)ブライアン・ダボ史上最強だった。こぼれ球にいち早く反応し先制点をアシスト、べナセルに余裕で競り勝ちフロッカリのスーパーゴールをアシスト。前半はDH、後半はRSHとして足を攣るまで走った。文句なしのマン・オブ・ザ・マッチ。
残りの対戦相手を考えるとCL、EL圏の争いをしているのはインテルとローマとエラス・ヴェローナくらいで、18位近辺も詰まっているので残留争いの相手に勝っていけばまだわからなさそう。
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主審 Maurizio Mariani
VARはパイレット。
パーイパイパパパイパイレンジャー♪これはパイレッド。
GKに遅延行為のカードを出してくれるのは、出さないと30秒くらい浪費出来ちゃうので助かる。ただ、最後の笛は早いよ。