20-21セリエA第3節 vs スペツィア(H)
公式戦18試合無敗で迎える6連戦の最後は今季がセリエA初挑戦のスペツィアとのホームゲーム。スペツィアはミッドウィークにウディネーゼ相手に記念すべきセリエA初勝利を挙げている。
ミランは試合前にドライローンでディオゴ・ダロトの獲得を発表。両SBのバックアップを期待。個人的に5番はCBに着けてほしかった。
Official Statement: @DalotDiogo ➡️ https://t.co/AdXpg9EK2Z
— AC Milan (@acmilan) 2020年10月4日
Comunicato Ufficiale: Diogo Dalot ➡️ https://t.co/wd9Ur492jR#ReadyToUnleash #SempreMilan pic.twitter.com/6O1pD74P0V
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先発&フォーメーション
ミランはロマニョーリ、レビッチ、コンティ、ムサッキオが負傷欠場。イブラ、ドゥアルテがCovid-19陽性。ハリロビッチが招集外。ハウゲがベンチ入り。
1 - #ACMilan are the first team to play with 7 starters born since 1/1/1999 in a single match in the Top-5 European Leagues. Freshness. #MilanSpezia #SerieATIM pic.twitter.com/pnAGwbkA9J
— OptaPaolo (@OptaPaolo) 2020年10月4日
スペツィアはテルツィが出場停止。ズート、デイオラ、マッティエッロ、イスマイリ、マスティヌが負傷欠場。
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スタッツ&控えメンバー
Fixtures and Results | Season 2020-21 | 3ª Match Day | Lega Serie A
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ハイライト
Milan 3-0 Spezia | Milan cruise to victory over newly promoted Spezia | Serie A TIM
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流れ
ミランがボール保持して両サイドから攻め込んでいくが決定機までは至らない。20分にヴェルデのクロスからカラブリアのバックパスミス未遂があったが見逃してもらう。33分にトナーリのワンタッチ縦パスからブラヒム、サレマ、カラブリアと繋いでコロンボにシュートチャンスが訪れるがDFがブロック。43分にはクルニッチの対角サイドチェンジをカラブリアが落としてサレマがシュートを撃つが浮かしてしまう。逆に44分にトナーリのパスミスからヴェルデにシュートを撃たれるがドンナルンマがセーブ。0-0で前半終了。
後半からコロンボに替えてチャルハノールを投入。レオンがCF、ブラヒムがLWG。明らかにパス回しのテンポが上がると、56分にチャルハノールのFKにレオンが合わせて先制。直後にボランチコンビをべナセル、ケシエに替えるとさらにテンポアップ。75分にテオがインターセプトからそのままゴール。77分にはケアーの潰しからサレマが突破してクロス、ケシエの折り返しをレオンが押し込んで一気に3-0。80分には超高速ロングカウンターでテオに決定機があったが3-0で試合終了。セリエA開幕3試合連続無失点の3連勝。公式戦19試合無敗。
3 - #ACMilan have won their first three seasonal games in Serie A without conceding a single goal for the third time in their history, after 1971/72 (under Nereo Rocco) and 1952/53 (with Mario Sperone). Roar.#MilanSpezia pic.twitter.com/nff4B6DUUb
— OptaPaolo (@OptaPaolo) 2020年10月4日
リオ・アヴェ戦で明らかに疲弊していた選手達をターンオーバーしたなか、連戦だったサレマ(走行距離チーム1位)とテオとカラブリアが90分走りきって勝利に大きく貢献。ドンナルンマ、ケアー、ガッビアも6連戦お疲れ様でした。
トップ下で先発したブラヒムは以前にも書いたように狭いスペースでも失わずにターン出来て運べるのが素晴らしい。LWGに移ってからはチャルハノールとの連携も見られたので今後も期待。ドライローンだけど買い取りたくなる。
コロンボはほとんどパスワークに絡めず、おとなしく、自信もなさそうに見える。少しピョンテクに見えてきてしまった。レオンは全体的に見れば低調だが2得点。LWGではドリブルが阻まれ、CFではスペースがないと苦しむ。
トナーリとクルニッチのボランチコンビはぎこちなさを感じずにはいられなかった。トナーリは良いパスもあったがミスがそれ以上にあったしプレーが遅かった。クルニッチのプレースタイルは好きだがダブルボランチよりはインサイドハーフかトップ下向き。パス成功率100%は良いのか悪いのか微妙。この2人に替わったレギュラーコンビはべナセルがテンポ良くボールを動かし、ケシエは機を見た攻撃参加でアシスト。ネガトラ時の位置取りも抜群。
45分間で1アシスト、キーパス2、ファイナルサードでのパス数1位のチャルハノールは技術と位置取りが圧倒的。自信に満ち溢れている。本当に別人に生まれ変わったよう。
17 - In his last 12 matches with #ACMilan in all competitions Hakan #Calhanoglu has been involved in 17 goals (8 goals + 9 assists). Artist.#MilanSpezia #SerieA pic.twitter.com/F1eHzaDBOg
— OptaPaolo (@OptaPaolo) 2020年10月4日
fifa21は今すぐOVR85にアップデートしてくれ。
ハウゲがデビュー。ボールが足に付いていなかったが、2点目のテオのインターセプトを誘導した。超高速カウンターではボールに絡まなかったがDFを引っ張るスプリントを見せ、オフ・ザ・ボールでの貢献にも期待が持てた。
手強い相手ではなかったとはいえ、これ以上ない開幕ダッシュに成功し、インターナショナルマッチウィーク明けに迎えるはミラノダービー。報道通りであればイブラ、レビッチ、ロマニョーリが復帰できるはずなので、ベストメンバーで臨めそう。近年では間違いなく最高の試合になるだけに満員の観客がいないのが寂しい。
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スペツィア
基本は4-1-4-1のミドルプレスか4-5-1でリトリート。インサイドハーフが前に出て4-4-2でハイプレスをたまに行っていた。攻撃はサイドから中央に構えるCFと飛び出すIHへ。
主力級に怪我人が多いのにエースのガラビノフまで負傷交代してしまうのはしんどい。
ポベガはよくわからなかったがBoxtoBox型?
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主審 Marco Serra
VARはヴァレリ。
バックパスは厳しい人だったら間接FKにしたかもしれない。それ以外は普通。