自業自得記録地獄

主にACミランに関する備忘録。

20-21セリエA第31節 vs ジェノア(H)

 前節はライバルたちも揃って勝利するなど、激しいCL出場権争いの渦中にある2位ミラン。今節は公式戦6試合勝利のないサン・シーロに残留濃厚な13位ジェノアを迎える。

 ジェノアはここまで7勝11分12敗32得点44失点。12月末のバッラルディーニ就任以降は6勝7分4敗と完全に持ち直している。

  • 得点16位タイ。シュート数ダントツ最下位。
  • クロス成功数19位。CK獲得数最下位。オフサイド数5位。
  • ポストに助けられた回数3位タイ。
  • 走行距離4位。
  • 敵陣ポゼッションタイム19位

 

先発&フォーメーション

f:id:incursore:20210419134348j:image

 ミランはイブラが出場停止。カラブリア、ダニエル・マルディーニ、アントニオ・ドンナルンマが負傷欠場。

 ジェノアクリシートが出場停止。ザッパコスタ、ルカ・ペッレグリーニが負傷欠場。

 

スタッツ&控え

Match Report | 2020-21 | 31ª Match Day | Lega Serie A

 

ハイライト


www.youtube.com

 

流れ

 ジェノアの5-3-2サイド誘導ミドルプレスに対して、ミランは4バックとダブルボランチでビルドアップ。べナセルがCB間に降りると余裕を持ってビルドアップできた。SBから中央への斜めのパスやWB裏へのパスがどれだけ守備網に引っ掛けられずに通せるかが重要だった。

 ジェノアの攻撃の狙いはWBでSBを釣り出し、2トップのポストプレーからのサイドチェンジ、ギリオーネのクロス。ミランのプレスを引き出し、サイドチェンジで有効活用したい逆サイドのスペースを作る。

 

 12分、FKをテオが直接狙うが壁に当たり、セカンドボールをカルルが競ったこぼれ球をレビッチが左足ボレー。これが見事にゴールに突き刺さりミランが幸先良く先制。

 18分、ギリオーネからデストロへのパスをトモリがインターセプトしサレマーケルスにパス。サレマーケルスから受けたチャルハノールがワンタッチで右に流れたレオンへラストパス。レオンはシュートを撃つがペリンの正面。

 36分、ジェノアのCK。ザイッチのアウトスイングのボールをデストロがトモリとの駆け引きで一瞬前に入りヘディングシュート。これが決まってジェノアが追いつく。

 1-1で前半終了。

 47分、ジェノアパスミスを中盤でケシエが拾い右サイドへ。カルルがサレマーケルスとのワンツーで突破しゴール前へ折り返す。レビッチがシュートを撃つが大きく枠の上に外してしまう。

 54分、ギリオーネのクリアを拾ったチャルハノールからダイアゴナルランで裏を狙ったサレマーケルスへ。サレマーケルスはヒールでチャルハノールへ落とし、チャルハノールがシュートを撃つが枠の上。

 61分、ミランのCK。チャルハノールのアウトスイングのボールに後ろから飛び込んだケアーのヘディングシュートは枠の左に外れる。

 67分、ミランのCK。チャルハノールのインスイングのボールがボールに背を向けたスカマッカの後頭部に当たりゴールに吸い込まれミランが勝ち越し。

 85分、マジエッロからSB-CB間を狙ったパンデフへ。パンデフがクロスを上げると、ドンナルンマが飛び出すがキャッチしきれずに溢してしまう。そのボールをマジエッロがシュートを撃つがケアーがゴールライン上でブロック。そのこぼれ球をベーラミが撃つがトモリもゴール前でブロック。

 90分、ビラスキからマジエッロへサイドチェンジ。落としを受けたザイッチから斜めの動きでSB裏を狙ったパンデフへ。パンデフはピアツァに下げて、ピアツァが右サイドのゴルダニーガへ展開。ゴルダニーガのファーへのクロスはダロトがクリアするが、こぼれ球をマジエッロがシュートもトモリがクリア。

 2-1で試合終了。終盤は攻め込まれたがなんとか逃げ切り、2ヶ月ぶりにサン・シーロで勝利を収めた。

 

ミラン

 レビッチのゴラッソとラッキーなOGで辛くも勝利し、昨季終了時の勝点に並んだ。

 今回ジェノアに勝利したことで、ピオーリ就任後に勝てていない相手はアタランタだけになった。

 

 ビルドアップからのチャンスメイクはほぼなし。繋がらなかったボールを奪い返してからの攻撃が主。

 パンデフ投入後はジェノアの掴みどころがない攻撃に混乱し、かなり攻め込まれた。ジェノアに優秀なクロッサーとパワーヘッダーがいなくて助かった。結果論だが、後からギリオーネとスカマッカとデストロが入った方が怖かった。

 サレマとチャルハノールはよく動いてボールを引き出していた。特にサレマの5バックの間を斜めに抜ける動きは効果的だった。

 懸案のCF。スペースを与えてくれない相手の時のレオンは基本はLWGかトップ下。CFなら自由を与えて、周りにオフザボールの達人を並べるのは見てみたい。マンジュキッチは流石のハードワークだが得点の匂いは…。

 トモリはデストロにしてやられたが、それでも良い場面の方が目立った。10分のラインを上げたDFの裏に2列目から抜け出したサレマへのパスは惜しかった。

 

 そして、触れないわけにはいかない話。スーパーリーグマルディーニも賛成しているのか?そうだったのなら残念。

 苦労して得た出場権を積み重ねたうえでのCL優勝を目標に始めたブログだが、過去の栄光だけで出れるSL優勝を目標にするのは違うなと思っています。

 

ジェノア

 パンデフ投入後のよくわからない並びの攻撃にミランは混乱させられた。パンデフやらしい。

 48分のカッサータ、スカマッカ、ギリオーネ、デストロの流れは理想的な崩しだったと思う。

 最近は左サイドでスピナッツォーラのような突破を見せていたザッパコスタが間に合わなかったのは助かった。クリシートもいれば左サイドは脅威だった。

 ベテラン達のコンディションが他クラブにいた時よりもやけに良い気がする。バデリもマジエッロもフルタイム出れるほどコンディションが良いんだな。

 今季デストロがヘディングで決めたのはミラン戦だけ。マークのズラし方が巧みすぎる。

 

主審 Gianpaolo Calvarese 

 VARはキッフィ。

 特になし。