自業自得記録地獄

主にACミランに関する備忘録。

21-22セリエA第5節 vs ヴェネツィア(H) 力の差

 負傷者続出中のうえにユヴェントス戦後から中2日が2試合続く厳しい日程だが、相手を考えれば連勝はマストとなっている。

 昇格組で現在17位のヴェネツィアは開幕4試合で1勝3敗、3得点8失点、シュート数18位、クロス成功数6位タイ、CK数最少、オフサイド最少、セーブ数3位タイ、走行距離3位、アクチュアルプレイングタイム6位、ポゼッションタイム12位(自陣3位、敵陣最少)。

 ここまで一度もDAZNの放送がなかったのでハイライトの印象だと、LWGのヨンセンのドリブルによる仕掛けとアラムのチャンスメイクには注意した方が良さそう。ヨンセンはキーパス3本でリーグ4位タイ。ブシオは平均走行距離リーグ9位。データによると自陣のポゼッションが長いのでハイプレスからショートカウンターを狙いたい。

 

 過去24試合でミランの14勝6分4敗。ただし、最後の対戦が2002年。

 なぜかペリシッチが来場。

 

ユヴェントス戦後の2日間

 ユヴェントス戦でメニャンに対して人種差別的なチャントなどがあった、ユヴェントスは直ちに実行犯を特定した。メニャンは今後も絶えないことだとし、社会問題として取り組み、団結しなければならないという声明を発表。

 

先発&フォーメーション

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 ミランはイブラ、ケアー、ジルー、カラブリア、メシアス、クルニッチ、バカヨコ、プリッツァーリが欠場。

 ヴェネツィアはハプス、シグルドソン、フィオルディリーノ、レッゼリーニ、アラ=ミリマキが負傷欠場。

 

スタッツ&控え

Match Report | 2021-22 | 5ª Match Day | Lega Serie A

 

ハイライト


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流れ

 ミランはハイプレス。レビッチがチェッカローニ、後ろは対面の相手を捕まえたところからスイッチを入れるのはレオン。エブエヒへのコースを切りながらカルダーラに寄せたところに連動。

 4-1-4-1のミドルプレスか4-5-1で自陣に中央を固めて構えるヴェネツィアに対して、ミランはべナセルがガッビアの脇に降り、右はカルル、左はバロ=トゥーレかレオンが幅を取り、フロレンツィとブラヒムが内側。

 24分、ミランのCK。トナーリのインスイングのボールをファーでフリーのレビッチが頭で合わせるが枠の上に外れる。

 30分、ミランがプレスをかけて、カルダーラからヨンセンへのロングパスをカルルがインターセプト。そのままレビッチとのワンツーでシュートを撃つが枠の左に外れる。

 35分、左サイドで受けたレオンがアラムを抜き去り深くまで運んでゴール前に折り返すがバロ=トゥーレもフロレンツィも合わせられない。

 36分、トナーリからライン間のフロレンツィへ入れる。フロレンツィはワンタッチで外のカルルへ。カルルが上げたクロスにフロレンツィが頭で合わせるが枠の左に外れる。

 44分、ヴェネツィアのCK。アラムのアウトスイングのボールをニアでフォルテがフリック。ファーに流れたボールにペレツが飛び込むが間に合わず。

 0-0で前半終了。

 後半のミランのビルドアップはカルルが下がり目、フロレンツィが幅、べナセルとトナーリは横並びにはならない釣瓶のような関係。

 49分、ミランゴールキック。ガッビアからフロレンツィへロブパス。べナセルがサポートに入り、リターンをフロレンツィからべナセルに釣り出されてヴァッカが空けた中央のブラヒムへ。ブラヒムが左のレオンに繋ぎ、レオンは内側を上がってきたバロ=トゥーレにパス。最後はトナーリがミドルシュート

 51分、押し込むミラン。レオンが一度カルルまで下げる。カルルのアーリークロスをレビッチが頭で折り返しブラヒムがボレーシュートを撃つが枠の上に外れる。

 67分、左サイドでボールを動かし、ロマニョーリ脇に降りたトナーリから右に張ったサレマへロングパス。サレマが少し内側へ運びべナセルへパス。べナセルは大外で裏を取ったテオへフライスルーパス。テオの折り返しをブラヒムが押し込んでミランが先制。

 81分、カルルからパスを受けたサレマが寄せてきたモリナーロをドリブルで外し、右サイドのケシエとワンツーで中央突破。カルダーラをかわし左サイドを上がってきたテオへパス。PA内に入ったテオが左足を振り抜くとゴール右隅に突き刺さりミランが追加点。

 2-0で試合終了。

 

ミラン

 ほとんどピンチはなく、テオとサレマの投入でゴールをこじ開け勝利を掴んだ。5試合で13ポイント以上を獲得したのは4度目。

 

 ポゼッションは71%で圧倒的にボールを持つ時間が長かった。持たされている感もあった前半の突破口はレオンのドリブル。9分のドリブルでの剥がし、カルルへの展開、PA侵入という一連の動きには相手がついていけなかった。後半は立ち位置を変えた右サイドからの前進も増加。そして、何より効果的だったのはテオとサレマの投入。左サイドはSBとレオンが状況によりレーンを入れ替えるが、バロ=トゥーレは内側でのプレーが不得手な様子だった。そこにテオが入ったことでスムーズな連携が可能になった。おまけにゴールへの意識が抜群に高いことも2得点に繋がった。右サイドはサレマのプレスを外すドリブルが非常に効果的だった。

 ハイプレスはハマっていたが、高い位置で奪い切る前にリスクを冒さない前線へのロングボールで逃げられてしまった。奪ってそのままシュートまで繋げられたのは30分の場面くらい。

 

 サレマの2点目のアシストが素晴らしかった。レオンにもペッレグリにも出せたところで外側でフリーのテオを選択。ドリブル中にあそこまで視えていたは凄い。

 レオンは前節に続くフル出場。ドリブルはキレキレでプレスバックもしっかりこなし疲労があまり感じられない。ただ、こういう時こそ怪我しそうで怖い。

 べナセルはそこそこのパフォーマンス。先制点のテオへのパスのようなプレーが決まると乗ってこれそう。

 ブラヒムがセリエA17試合目でサン・シーロ初ゴール。この試合ではなかなかライン間でボールを受けられなかったが、フィニッシャーとしての仕事に切り替えて見事に先制点を決めた。もっと休ませたかった。

 今季初出場のガッビアは途中交代だがパフォーマンスは悪くなかった。CFに収めさせず、ビルドアップもそつなくこなした。でも、ビルドアップはもっとやれるはず。

 バロ=トゥーレはネガティブトランジションは良かったが、攻撃面の貢献度は今ひとつ。49分の場面はレオンの外を回ってほしかった。

 フロレンツィはこのなんとも言えない感じが続くとサムカスでも良い気がしてくる。

 ミランデビューのペッレグリはまだ未知数。スピードがありそうだった。

 

 負傷者みんなでガッツポーズ💪

 

 次節も中2日。しかもデーゲーム。相手のスペツィアはホームでの連戦。引き続き総力戦だ。

 

ヴェネツィア

 個人、チームともにミランとの差は大きかった。

 

主審 Ivano Pezzuto VAR Luca Banti

 主審は初めてミラン戦を担当した。特になし。