1月4日のサレルニターナ戦に向けて、ワールドカップ中断期間にドバイでキャンプを行う。イブラ、フロレンツィ、カラブリア、サレマーケルス、メニャンら負傷中の選手も帯同し、ワールドカップに参加している選手も敗退後に数日のオフを経て合流する。
①12月8日 vsルメッツァーネ@ミラネッロ
ドバイ出発前に40分ハーフで慣らし運転。
4部の相手にアドリ、アレージ、エレトゥのゴールで辛勝。
両WBが本職ではないどころか、サイドプレイヤーですらない。
バクーネからラゼティッチへの巻いたクロスが良かった。
②12月13日 vsアーセナル@アル・マクトゥム・スタジアム
直接FKとビルドアップミスから失点し、トナーリのFKからトモリのヘディングで1点を返すに留まる。PK戦の練習はベナセル、トナーリ、ラゼティッチが成功。タタルシャヌは1本止めたが、ブラヒムが止められ、クルニッチが左に外し、90分もPKも敗れる。
サレマが実戦復帰。絡みまくるアドリ。決められないオリギ。
タタルシャヌが痛恨のビルドアップミス。本番でやらなきゃ良い。
後半から3バック?
ラゼティッチはクッキアイオをやり慣れてそうな自然なフォーム。
クルニッチがPK下手なのは解釈一致(゜゜)
12月15日、オフィシャルエアラインパートナー及びプリンシパルパートナーのエミレーツ航空との契約延長を発表。報道によると、期間は3年で、契約料は倍以上の€30m+ボーナス。ガジディスありがとう。
#ACMilan and @emirates have today announced the extension of their long-standing partnership. Emirates will continue as Official Airline Partner and a Principal Partner of the Rossoneri in a relationship that has successfully spanned over 15 years ➡️ https://t.co/a0ZCEaot6o pic.twitter.com/zZPRxrQQCk
— AC Milan (@acmilan) 2022年12月15日
We are truly proud to extend our partnership with @emirates: we will be side by side for almost two decades, a testament to the strength and depth of our unique relationship 🤝#SempreMilan pic.twitter.com/yLyvu0npga
— AC Milan (@acmilan) 2022年12月15日
③12月16日 vsリヴァプール@アル・マクトゥム・スタジアム
中2日でリヴァプールと昨季のCL以来の顔合わせ。トモリ、ブラヒム、オリギ、メシアス、合流間もないケアーとデ・ケテラーレは欠場。
PK戦。
マティプの持ち上がりに対応できず、中央を崩されて5分でサラーが先制点。
レビッチのサイドチェンジからサレマがアドリが作ったスペースにカットインして左足で流し込んで同点にするが、チアゴのゴラッソとカウンターからヌニェスが2点を決めて1-4の完敗。
PK戦はミランテが2本止めて勝利。ベナセルとカルルは上手かった。
試合前にミハイロヴィッチの訃報が届いた影響も少なからずあったのか。
Heaven has gained another legend. You will be sorely missed, Siniša.
— AC Milan (@acmilan) 2022年12月16日
サンプドリアではロマニョーリ、ミランではカラブリア、ドンナルンマ、ロカテッリ、ボローニャでは冨安を始めとした多くの若い選手やスタッフを積極的に登用して成長を促す一方、ベテラン選手とも良好な関係を築くリーダーシップのある人だった。イブラとも仲良しだった。心よりご冥福をお祈りします。
④12月30日 vsPSV@フィリップス・スタディオン
セリエA再開直前にオランダの強豪と最終調整。
テオとジルーはミラノで調整。イブラ、フロレンツィ、メニャン、メシアス、クルニッチ、オリギが負傷欠場。
ミランは保持時はデストが上がり、アドリが内側に入る3-4-2-1。PSVは4-2-3-1ミドルプレスでトナーリとベナセルに前を向かせないように監視しリズムを作らせない。
PSVの保持はサイドチェンジを多用し、幅を活かす。右サイドはテゼが低めでアドリを引き付け、高い位置で張るマドゥエケとの間にスペースを作り、ティルがフリーで降りてボールを引き出す。左サイドはエルガジ、マックス、フェールマンが流動的。サンガレが中央でバランサー。
7分にマドゥエケのサイドチェンジから攻められ、セカンドボールも回収されてマックスのクロスをフェルテッセンがトモリをニアに引っ張って空けたスペースにティルが入り込みフリーで押し込んでPSVが先制。20分には中盤でルーズボールをサンガレが拾い、右サイドでオープンのマドゥエケに展開。マドゥエケがカットインしPA手前からニアに撃ち込んでPSVが追加点。55分にも左サイドからマドゥエケに展開し、マドゥエケが今度はファーにコントロールシュートを流し込んで3点目。
ミランは66分に選手交代で4-1-2-3に変更し、レオンの個人技、WGとSBの縦関係、IHのポベガとヴランクスの連続したアクションで何度かチャンスを作るが、0-3の完敗。
練習試合と言えども、プレス、カウンタープレスは強度が低く、サイドチェンジを簡単に許してしまった。ボールサイドに圧縮するのにサイドチェンジされたら意味がない。ボール周辺のプレス強度を上げればラインも上げやすく、よりコンパクトに守れるはず。トランジションが最大の武器なんだからしっかりして。
ミランテもタタルシャヌも大して変わらないがサレルニターナ戦はどちらで行くのか。ミランテのCKのキャッチミスはデ・ケテラーレがカバーしていなかったら入っていたし、マドゥエケの1点目はメニャンなら弾けそうな気がする。
練習試合3連敗で中3日アウェイのサレルニターナ戦からスーペルコッパまでの5連戦に突入。課題は明白なので本番は頼むよ。