自業自得記録地獄

主にACミランに関する備忘録。

19-20コッパ・イタリア5回戦 vs SPAL(H)

 今季のコッパ・イタリア初戦。相手はカンピオナート最下位のSPAL。今季第10節の対戦ではミランが勝っている。

 ミランは週末のカリアリ戦後にカルダーラとレイナの移籍が決まり、後釜としてケアーとベゴビッチを獲得。

 SPALはクルティッチがパルマへ移籍し、フィオレンティーナからブライアン・ダボを獲得。

 

  • 先発&フォーメーション


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 ミランは弟ドンナルンマが怪我で兄ドンナルンマの出番が来た。新加入のケアーも早速先発。レビッチも久々の先発のチャンス。ムサッキオ、カラブリア、チャルハノールらが欠場。

 SPALは主力組は半分くらい。ミッシローリが出場停止。ペターニャ、ファレス、フェリペ、ダレッサンドロが欠場。

  • スタッツ&控えメンバー

Milan SPAL live score, video stream and H2H results - SofaScore

  • ハイライト

 


Milan 3-0 Spal | Milan enjoy comfortable win | Round of 16 | Coppa Italia

  • 流れ

 7分ミラン、敵陣左サイドに開きボナベンからパスを受けたレビッチ。縦に運んで左足クロスにサムカスがヘディングシュート。ミートできず枠から大きく外れる。PA内にはピョンテク、ボナベン、クルニッチも飛び込んでいた。

 16分ミラン、自陣左サイドでテオがヤンコビッチからボール奪取。ベナセルからトモビッチの裏へ走ったレビッチへパス。レビッチが前を向くと、イゴールがピョンテクに引っ張られたために右サイドには広大なスペースがあり、そこへ走るサムカスへパス。サムカスはベリシャと1vs1になるがシュートを撃てない。

 19分ミランロマニョーリからボナベンへ縦パス。トモビッチが足を出し収めさせないが、こぼれ球を拾ったベナセルからオフサイドギリギリで裏抜けしたピョンテクへスルーパス。ベリシャとの1vs1を落ち着いて流し込みミラン先制。

 25分ミラン、コンティからイゴールの背後に抜け出したピョンテクへパス。ピョンテクは切り返してPAへ走り込むサムカスへパス。サムカスがシュートを撃つがイゴールが足を伸ばしてブロック。

 42分ミラン、自陣右サイドでサムカスがフロッカリからボール奪取。ダイアゴナルランでヴィカーリの裏を取るレビッチへスルーパスPA内まで運びボナベンへクロスを上げるがキックミス。

 43分ミラン、ピッチ中央でボナベンがムルジャのボールを突き、こぼれ球をピョンテクが拾いドリブル。CBにシュートコースは防がれサムカスへパス。サムカスが左上隅に狙い澄ましたコントロールシュートを決め追加点。

 前半は2-0で終了。

 45分ミラン、ドンナルンマのロングボールをヴィカーリがピョンテクに競り勝ちヘディング。しかしセカンドボールをベナセルがワンタッチで前線のレビッチへパス。レビッチは前に出るトモビッチを巧みに利用しターン。一気にPA内へ運び左足グラウンダークロス。ピョンテクが合わせるがベリシャがセーブ。決定機逸。

 51分ミラン、敵陣でコンティ、ベナセル、ボナベン、ベナセルと繋ぎ、ライン間のレビッチに入る。レビッチが見事なターンから完全に浮いたピョンテクへラストパス。ピョンテクはオフサイドが気になったのか判断が遅れ、シュートはトモビッチにブロックされる。2度目の決定機逸。

 56分ミラン、ケアーから敵陣右サイドタッチライン際のサムカスへロングパス。サムカスは収めて中へ運び、中央から左へ流れるレビッチへパス。レビッチは中に持ち出してシュートを撃つがベリシャがセーブ。

 63分ミラン、サムカスに代えてスソ。

 64分SPAL、レビッチのタックルを喰らい左足首を痛めたトモビッチに代えてサラモン。ヴィカーリがRCBに。

 65分ミラン、自陣左サイドのベナセルから右サイドのコンティへサイドチェンジ。コンティからピョンテクへ縦パスが入り、ピョンテクは右サイドのスソへ。内側を駆け上がるコンティにサラモンが引っ張られヴィカーリとの間にスペースが生まれる。そこを狙ったレビッチにスソからスルーパス。ヴィカーリをかわして左足のシュートはベリシャ正面。

 この後、敵陣中央のダボから右サイドのストレフェッザへのパスをテオがインターセプト。勢いのまま運びPA手前から左足一閃。低弾道シュートがゴールに突き刺さり3-0。

 71分SPAL、ヤンコビッチに代えてヴァローティ。中盤をいつもどおりの3枚に変更。ダボがアンカー。

 74分ミラン、ボナベンに代えてパケタ。

 81分ミラン、ケアーに代えてガッビア。公式戦デビュー。

 84分SPAL、ピッチ中央でスソがコントロールミス。ヴァローティが奪取。左サイドのトゥニョフへパス。トゥニョフは中央に降りてきたフロッカリへ。フロッカリはターンして更に降りてきたパロスキへ。パロスキはワンタッチでアンカーのダボに落とす。ダボはベナセルをかわしクルニッチを惹きつけて左サイドのヴァローティへ。ヴァローティのインスイングのクロスにムルジャロマニョーリとテオの間に飛び込みヘディング。しかしアントニオ・兄・ドンナルンマがビッグセーブ。

 85分SPAL、ダボに代えてザンチェッタ。ムルジャがアンカーに。

 85分ミラン、ピッチ中央でヴィカーリからムルジャへのパスが乱れたところをべナセルが回収。ヴィカーリとストレフェッザの間を突いたパケタへ左足アウトでパス。パケタのクロスにスソがボレーで合わせるがミートできない。ニアに飛び込むレビッチ、ファーに流れるピョンテク、その間に飛び込むスソ。良い形。

 87分SPAL、ムルジャのシュートがパケタの腕に当たったとされPKになるもVARアシストでオンフィールドレビュー。PKは取り消しに。

 3-0で試合終了。ミランが快勝でトリノとの準々決勝に駒を進めた。

 

 快勝でした。

 前回対戦時のようにDFの背後を積極的に狙い得点し勝利に繋がった。ピョンテク、レビッチ、サムカスが積極的にアクションを起こし続けた。

 プレス時はレビッチがトモビッチ、サムカスがイゴールにプレスをかけていくことで4-3-3or4-2-1-3ぽく見えるが、突破されるとレビッチはトモビッチが上がって行くとき以外は前方に残り気味でサムカスは中盤ラインに入り4-4-2。レビッチは良いプレスバックも見せた。

 

 限られた出場機会でも安定している兄。€100万と3rdGKにしては高い年俸にも文句が言えなくなってきた。

 合流間もないが安定していたケアー。ロシアワールドカップで見せていたような美しいフィードに期待したい。イブラへのロングボールと見せかけて、その背後にダイアゴナルランで抜け出すレビッチとかね。

 怪我したらどうするのかというぐらい攻撃面で不可欠なテオとベナセル。4-4-2に完璧にフィットしたサムカス。ベナセルの相棒枠をケシエと争うクルニッチ。遂に本来の力を発揮し始めたレビッチ。1ゴール1アシスト2決定機逸のピョンテク。

 と、ポジティブな面が多かった一方。

 スソはかなり厳しい。SPAL唯一の決定機は自身のコントロールミスからで、奪い返す意識も低いし、ヴァローティを放置して簡単にクロスを上げさせてしまった。PKのシーンでもスソのプレスがただイゴールに寄せるだけで一つもパスコースを消せていないところから前進されている。攻守ともにサムカスの後塵を拝するパフォーマンス。ライプツィヒが狙ってるなんて飛ばしが過ぎる。年齢的にもパフォーマンス的にもありえない(笑)

 

 次は日曜日の20:30からウディネーゼ戦。中心のデパウルの調子が上がると同時にチームの調子も上がっている。SPALと違い前方にはスペースをほとんど与えてくれないはず。完全に構えられてしまう前に速い攻撃で攻めきりたい。オカカ、ラザーニャのカウンターは要注意。

 

  • SPAL

 カンピオナートの方が大事だからなのかモチベーションが低そう。切り替えも緩い。

 常に3CB周りにスペースがあるような感じ。ラインもバラバラ。

 いつもどおりの3-1-4-2になってからはアクションが繋がってやりやすそうだった。

 

  • 主審Davide Ghersini

 セリエAは過去に10試合しか担当していないが全体的に好印象だった。ただ、PK判定で評価を落とした。VARが無けりゃ誤審騒ぎよ。

 

  • ボヤキ

19-20セリエA第19節 vs カリアリ(A) 

 イブラ復帰初戦も勝利で飾れず、補強よりも来季に向けて解体の話が進むミラン。今節は好調時の勢いは無くなったが、高強度の守備と獰猛なアタッカー陣、サルデーニャ独特の空気を産むティフォージが厄介なカリアリとのアウェイゲーム。

 

先発&フォーメーション


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 ミランはピョンテク、スソ、ボナベン、クルニッチに代わり、イブラ、レオン、ケシエ、サムカスが先発。サムカスは11月3日ラツィオ戦以来の先発。ボリーニエラス・ヴェローナへ移籍。カルダーラはアタランタ移籍間近でメンバー外。アストン・ヴィラ移籍濃厚とされるレイナはベンチ入り。

 カリアリはピザカーネが出場停止から復帰。カッチャトーレ、チェッピテッリ、ラガツ、パヴォレッティらが怪我で欠場。

スタッツ&控えメンバー

Cagliari Milan live score, video stream and H2H results - SofaScore

ハイライト


Cagliari 0-2 AC Milan | Ibrahimovic Scores on his Full Return to AC Milan | Serie A TIM

流れ

 1分カリアリ、敵陣でチガリーニから右サイドに張ったナンデスへブロックの間を通すパス。ナンデスは中へ持ち出し、テオとロマニョーリの間を抜けるジョアン・ペドロへパス。ゴールに迫るがロマニョーリがブロック。

 16分ミラン、ナンデスが攻め上がった後のカウンター局面。敵陣左サイドで受けたチャルハノールがファラゴーと対峙。テオがインナーラップで、カットインをケアしに来たチガリーニを撒いてファラゴーの裏、PA内でパスを受けてシュート。オルセンが弾く。

 19分カリアリ、敵陣左サイドで受けたルカ・ペッレグリーニ。コントロールミスで後ろ向きになりカラブリアに寄せられるも、反転しカラブリアと入れ替わって突破。ロマニョーリとテオの間に位置取るシメオネへ高速クロス。このボールにロマニョーリとドンナルンマが交錯。こぼれ球はチャルハノールの下に転がり大きくクリア。

 30分ミラン、自陣右サイドカラブリアからイブラへ縦パス。サムカスが中へ動き落としを受け、左サイドに開いたレオンへ展開。レオンはファーサイドのイブラ目掛けてクロス。イブラのヘディングはオルセンがビッグセーブでCK。

 チャルハノールのCKにニアでロマニョーリがフリックしレオンが詰めるが決めきれない。

 36分カリアリゴールキックからファラゴーがテオのマークを外したナインゴランへロングパス。ナインゴラン反転頭でジョアン・ペドロへ繋ぐ。ジョアン・ペドロはワンタッチで広大なスペースがある右サイドを駆け上がるナンデスへ。ナンデスは前に飛び出しかけて必死に戻るドンナルンマを見てループシュート。しかし間一髪でドンナルンマが間に合い弾き出す。

 0-0で前半終了。

 45分ミラン、敵陣右サイドでサムカスがルカ・ペッレグリーニのファウルを受けてFK。サムカスから一気にゴール前のレオンへロングパス。レオンはトラップして右足を振り抜くとピザカーネに当たったボールは高く跳ね上がり、高身長のオルセンをも越してゴールに吸い込まれる。15節ボローニャ戦以来の得点でミランが先制。

 63分ミラン、チャルハノールに代えてボナベン。FKから再開。カラブリアがイブラ目掛けてロングパス。触れずに流れたボールをテオが拾いワンタッチで折り返すとイブラが左足を振り抜きゴールに突き刺す。神の復帰後初ゴールで追加点を奪う。

 68分カリアリシメオネに代えてチェッリ。

 ミランは恐らくこの間にレオンがLSH、ボナベンがLIHの4-5-1に変更。

 72分ミラン、右足首を痛めたカラブリアに代えてコンティ。

 75分カリアリ、ナンデスに代えてルーカス・カストロ。ログに代えてイオニツァ。

 81分ミラン、敵陣左サイドでレオン、ボナベン、ケシエ、テオとボールを廻しフリーになったベナセルのクロスに、クラヴァンの背後を取ったイブラがヘディングで合わせてドッピエッタと思いきやオフサイド

 89分ミラン、レオンに代えてレビッチ。

 0-2で試合終了。ミランが15節ボローニャ戦以来の勝利。

 

ミラン

 攻守に上手く機能したと言えるほどの内容ではないが、各々が手を抜かず勝利を求め走ったことが結果に繋がった。特に先発起用されたケシエとサムカスはよく走りよく闘った。

 守備時は4-4-1-1で立ち、レオンがチガリーニを消しながらCBヘプレスをかけていった。2CBに2トップ、SBにSHと前は噛み合うが、中央でカリアリの3CH,2シャドー,1トップの6人がミランの2DH,2CBの4人に対し数的優位を得る。序盤はプレスをかけるミランのDH裏で受けようとするシャドーとDFライン背後を狙うシメオネの動きに苦しんだ。シャドーに対しては、SBがIHなどに留められていない場合はSBが、それ以外はCBが見るようになっていた。時間が経つ毎にボールの出どころを抑えることやシャドーへのパスラインを消すことに注力するようになった印象。

 守備から攻撃の切り替えはそこそこ速かったと思う。特にセットプレー後は速かった。ラストプレーとなった場面も笛が鳴らなければゴールまで行けたはず。

 攻撃は強引にでもイブラに入れられれば8割はキープしてくれるため簡単に押し上げることができる。イブラを使う意識は前節以上に高く、イブラもそれに応えたがその先の崩しには課題が残る。2得点ともセットプレーからというのは良い意味でらしくない。

 攻撃から守備の切り替えは速くはなかった。そもそも急いで戻らなければいけない状況にはあまりならなかった。

 

 32分の攻撃は好きだった。ドンナルンマがシメオネジョアン・ペドロの間を通してベナセルにパス。ベナセルが降りてきたイブラに一旦入れてリターンを左へ展開。チャルハノールにイブラが近寄り局所的2vs1をワンツーで突破。レオンともワンツーで突破を狙ったがピザカーネが読んでクリアした場面。

 ピオーリは良い決断をした。前節から先発を入れ替えた4人がよく働いた。そして前節は低調のスソを90分引っ張ったが、今節は同じく低調だったチャルハノールを63分で交代させた。

 フランクフルト復帰説があるなか、約7分の出場となったレビッチは期待したくなるような動きを見せた。91分のイブラからスルーパスを引き出した動きは得意な形。フランクフルト時代はターゲットマンのアレとストライカーのヨビッチとアタッキングトリオを組み、左は圧倒的な推進力でコスティッチが蹂躪していた。ミランでもイブラ、ピョンテク、テオで置き換えられなくもないので密かに期待しておく。絶対にやらないと思うけど。

 次戦は水曜日にコッパ・イタリアSPAL戦。2時は無理じゃ。

 

カリアリ

 これで4連敗。絶好調から絶不調に。

 前線のプレスバックが好調時より少ない気がする。もっとガツガツ来ていた。疲労が溜まっているのか。

 RSBファラゴーにペッレグリーニぐらい攻撃力があると怖かった。

 セットプレーでハイボールを蹴ってドンナルンマに直接キャッチされカウンターを受けるのが何回もあり、敵ながらもったいないなと感じた。

 

主審Rosario Abisso

 ムサッキオの遅延行為はカードを出すべきだったと思う。それ以外は特になし。

 

ボヤキ

 前から思ってたけどルカ・ペッレグリーニかわいい。

19-20セリエA第18節 vs サンプドリア(H) 

 アタランタに5-0の惨敗を喫し、最悪のクリスマス休暇に入ったミラン。このまま憂鬱に新年を迎えると思われたところに王であり神であるズラタン・イブラヒモビッチが帰ってきた。2010年代の凋落から、イブラの復帰とともに2020年代ミラン復権が始まるとミラニスタは信じてやまない。

 その初戦、相手はラニエリ率いるサンプドリアラニエリは昨季のローマに引き続きエウゼビオ・ディ・フランチェスコの後任を務めている。就任時は最下位だったと思うが、シンプルな4-4-2のゾーンディフェンスでコツコツとポイントを稼ぎ降格圏から抜け出そうとしつつある。

 

先発&フォーメーション

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 ミランはイブラは予想通りベンチスタート。CFはピョンテク。カラブリアとクルニッチは少々久々の先発。RR、ビリア、ボリーニ、レビッチが招集外。ビリア以外は移籍話あり。

 サンプドリアはカプラーリが出場停止。フェラーリ、バレート、古巣対戦のベルトラッチが招集外。怪我をしていたボナッツォーリがベンチ入り。

 

スタッツ&控えメンバー

Milan Sampdoria live score, video stream and H2H results - SofaScore

ハイライト


Milan 0-0 Sampdoria | Zlatan Returns To Serie A as Milan Draw With Sampdoria | Serie A TIM

流れ

 10分サンプ、チャルハノールがピッチ中央辺りでヴィエイラにボールを突かれてロスト。ガッビアディーニが拾って運び、倒れながらPA手前正面のガストン・ラミレスへ。ガストン・ラミレスのシュートはカラブリアがブロック。

 22分ミラン、スソのCK。ニアでテオがフリック。誰にも合わずクリアされたボールをボナベンがダイレクトボレー。ゴール前でコリーがブロック。

 25分ミラン、自陣でビルドアップを図るサンプにプレスをかけていく。ヴィエイラから前線へのパスをベナセルがヘディング。クルニッチが倒れながらチャルハノールへ繋ぐ。チャルハノールからラストパスを受けたスソの右足シュートはアウデロがキャッチ。

 29分サンプ、チャルハノールとの接触で左膝を痛めたガストン・ラミレスに代えてデパオリ。

 36分ミラン、左に開いて受けたベナセルがテオとのワンツーで突破しライン間のチャルハノールへ。チャルハノールが横に流しボナベンがシュートもムッルーがブロック。

 37分ミラン、自陣からベナセルがピョンテクへロングボール。コリーとの競り合いのこぼれ球を背後に走り出していたボナベンが拾い右サイドのスソへ。スソはムッルーをかわすがシャボに奪われチャンスを逃す。

 41分サンプ、テオとの接触で左足首を痛めたデパオリに代えてヤンクト。RSHにリネッティ、LSHにヤンクト。

  46分サンプ、クルニッチからボナベンへのロングパスをシャボが奪い、トルスビー、クアリアレッラと繋ぎ、ヴィエイラからディフェンスラインの背後へパス。ガッビアディーニが抜け出し最後はヤンクトにお膳立て。しかしオフサイド

 前半は0-0で終了。

 46分ミランショートコーナーからチャルハノールが強烈なシュートもアウデロが正面でキャッチ。

 48分サンプ、ピッチ中央で空中戦が続く。ガッビアディーニが収めクアリアレッラへ。このボールをべナセルが突くとガッビアディーニへの絶妙なパスになり、ドンナルンマと1vs1。しかしドンナルンマがセーブしこぼれ球もテオがクリア。

 54分ミラン、大歓声の中、イブラがピョンテクに代わってサン・シーロに帰還。ボナベンに代えてレオン。LWGにレオン、OHにチャルハノール。

 55分サンプ、レオンのクロスをコリーがクリア。ヴィエイラクアリアレッラ、ガッビアディーニと繋ぎ、左サイドを駆け上がるヤンクトへ。ヤンクトは右サイドでフリーのリネッティへ振る。リネッティはロマニョーリの背後にヘディングで落とし、ガッビアディーニがループシュートを狙うがドンナルンマがセーブ。こぼれ球をヴィエイラが撃つがカラブリアがブロック。

 57分サンプ、カラブリアが致命的なパスミス。ドンナルンマの飛び出しによりガッビアディーニのコントロールが乱れ、事なきを得る。

 62分ミラン、ピッチ中央でチャルハノールがヴィエイラからボール奪取。そのまま持ち込みミドルシュートもアウデロがセーブ。こぼれ球を拾ったイブラからクルニッチへクロスが入るが上手く当てられない。

 64分ミランヴィエイラからガッビアディーニへのパスをムサッキオがヘディングで弾き飛ばすとゴール前のレオンへ繋がる。シャボをかわしてシュートもアウデロがセーブ。

 66分サンプ、ムッルーがカラブリアをかわして前進。バイタルエリアクアリアレッラへパス。その落としを受けたトルスビーがミドルシュートも左に外れる。

 70分ミラン、FKからテオがカットインし右足でシュート。こぼれ球を拾ったベナセルのクロスをムサッキオが落とし、レオンが反応するも決めきれない。

 75分ミラン、ドンナルンマからイブラへロングボール。背後に落とし、チャルハノール、クルニッチ、チャルハノールと繋ぎ、最後はスソがフイにする。

 84分ミラン&サンプ、ミランはクルニッチに代えてパケタ。サンプはクアリアレッラに代えてエクダル。アンカーに入り4-5-1に変更。

 スコアは動かず0-0で試合終了。

 

ミラン

 いつもどおりの4-3-3かと思いきや4-2-3-1だった。8分くらいまで守備機会がほぼなかったので気づかなかった。

 前半は2CBと2DHでビルドアップ。DHの片方が相手2トップの脇に降りる形が多め。SBが幅を取り、ピョンテクの後ろに3シャドーの様な並び。イブラ投入後はクルニッチが前に行き、スソが幅を取り、カラブリアは後ろからハーフスペースにインナーラップ要員。

 危ない場面はほとんどカウンターと自滅によるもの。攻守の切り替えですぐに奪い返すことがもっと出来れば良いが難しそう。そうなると個で守れるCBが欲しいという話になり、強くて速いデミラル良いなあと思うわけだ。

 ドンナルンマ神とベナセルはハイパフォーマンスだった。一方、スソは最悪の出来で何故交代させられないのか謎だった。

 イブラは周りとは流れている時間が違うように見えるほど余裕があり、プレー精度も高かった。コンディションも全く問題なさそうで、イブラシステムにフィットする選手を見つけ、イブラに良い状態でボールを渡せれば、チーム全体の得点機会は増えていきそうな期待感がある。守備貢献は期待できないので残りの9人が頑張る。メッシ&スアレス残しのバルサよりは楽。頑張れば見返りがあるはず。イブラに期待されているレオンはそれができるのかどうか。そして売却を決断する前にピョンテクをイブラと組ませてあげてほしい。

 次節は敵地サルデーニャでのカリアリ戦。ラツィオ戦の劇的な敗戦から3連敗で好調時の勢いは無くなったが難しい試合になるのは間違いなさそう。

 

サンプドリア

 PA幅の綺麗な4-4-2ブロック。機を見計らってプレス。ただミランが連動した攻撃をできた時は崩れていた。

 トルスビーとヴィエイラのDH2人がよく働いた。トルスビーは驚異の運動量。

 CBコリーとシャボが正に壁になっていた。サイドのカバーに出ず、PA内から出ないように守っていた。

 上手くショートパスを繋いでカウンターに持ち込んでいたが、ヴァーディーみたいなカウンターマシーンはできることなら欲しいだろうなと感じた。

 

主審Davide Massa

 及第点。評価6点って感じ。

 

ボヤキ

 正直、レオンをLWGに置くのはテオの邪魔になっている気がして好きじゃない。

19-20セリエA第17節 vs アタランタ(A) 

 日本ではM-1グランプリの裏でひっそりと行われたCL出場権を争うチーム同士の対戦。ミラニスタにとってはミルクボーイと同じように忘れられない夜になりました。

 ミランはパケタとチーム内得点王のテオが出場停止。テオの代役はリカルド・ロドリゲスが9/19のデルビー以来の先発。CFにはピョンテクではなくレオンが入った。

 アタランタは怪我が長引いているドゥヴァン・サパタの他に、ケア、アラーナが欠場。フロイラーではなく好調のパシャリッチがCHに入り、OHにはマリノフスキーが入った。

 

先発&フォーメーション

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スタッツ&控えメンバー

Atalanta Milan live score, video stream and H2H results - SofaScore

ハイライト


Atalanta 5-0 Milan | Iličić At The Double As Rossoneri Suffer Bergamo Woe | Serie A TIM

流れ

 40秒アタランタ、蹴らされたドンナルンマ。コンティがゴセンスに競り負け。マリノフスキーがべナセルをかわす。パプ・ゴメスがキープしてイリチッチへパス。LHSのPA手前からイリチッチが右足ミドル。ドンナルンマが横っ飛びセーブ。

 9分アタランタ、イリチッチから左に張っていたパプ・ゴメスへサイドチェンジ。パプはコンティに仕掛け股抜きで突破し強烈なシュート。流石のドンナルンマも成すすべなくアタランタ先制。

 14分アタランタ、ゴセンスのクロスのクリアボールを拾ったパシャリッチがPA手前からミドルシュート。バーの上に掠る。

 17分ミラン、中央やや左、ゴールから遠い位置のFK。右のスソへパス。巻いたクロスにムサッキオがヘディングシュート。左に外れる。

 32分ミラン、ドンナルンマに下げさせられたところにパプ・ゴメスがスプリントでプレッシャーをかけて蹴らざるを得ない。狙ったキックではないがチャルハノールが上手く胸で収めムサッキオへパス。ムサッキオが一気に運び、LHSにいたスソへ。スソはすぐに近くのボナベンへ。ボナベンがPA内でシュートを撃つがトロイがブロック。

 39分アタランタマリノフスキーがムサッキオを背負いながら上手くターンしイリチッチへ。イリチッチはシンプルに右サイドを駆け上がるカスターニュへ。パプが引き取りイリチッチへ。PA手前RHSからイリチッチのミドルシュート。これもドンナルンマ。

 前半はアタランタが1-0でリードして終了。

 後半頭からRRに代えてカラブリア。そのままLSBに入る。アタランタはパプとマリノフスキーのポジションを置き換えた。

 49分アタランタ、パプからマリノフスキーへロブスルーパス。ドンナルンマが飛び出しタッチラインに逃げる。しかし、ゴセンスがすぐにスローインマリノフスキーに預けリターンを受けアウトサイドカーブクロス。大外からカスターニュが飛び込みボレーシュートもミートしきれず枠から外れる。

 51分アタランタ、パロミーノから左のゴセンスへ。ゴセンスはムサッキオのマークを外しフリーになったマリノフスキーへ。コンティ、ロマニョーリを軽くいなしPA手前中央から右足ミドル。惜しくも枠外。

 60分アタランタ、ピッチ中央で受けたパプ。一気に左のゴセンスへロングパス。ゴセンスがカットインから右足を振りぬく。飛び出してきたパシャリッチが触って追加点。元ミランだからノーセレブレーションだったのか、オフサイドぽかったから控えめな喜びだったのか。2-0。

 61分ミラン、ボナベンに代えてピョンテク。レオンがLWG。チャルハノールがLIH。

 62分アタランタミランがキックオフから攻め、ケシエのシュートをブロック。こぼれ球をパシャリッチが拾うと、マリノフスキーがすぐにコンティの裏のスペースに走りパスを引き出す。パシャリッチはパスを出した後も足を止めずにスプリントで中央を走りマリノフスキーからリターンを受ける。パシャリッチから右から走ってきたイリチッチへ。イリチッチは流石の技術で戻ってきたカラブリアをいなし右足でフィニッシュ。素晴らしいカウンターであっと言う間に3-0。川勝さんが笑う。

 64分アタランタ、ゴセンスから降りてきたマリノフスキー、左に流れたパプと繋ぎ、インナーラップしたゴセンスへスルーパス。ドンナルンマが飛び出し間一髪。

 71分アタランタ、イリチッチのスーパーミドル炸裂。4-0。川勝さん爆笑。

 73分アタランタ、ドンナルンマからべナセルへのパスを狙っていたパプ。べナセルからボールを突き、こぼれ球を拾ったイリチッチからリターンを受けるがコントロールミスでチャンスを逃す。

 79分アタランタ、イリチッチに代えてムリエル。2トップの左にムリエル、右にパプ、OHにマリノフスキー。

 80分アタランタ、パシャリッチ、ムリエル、ゴセンスでLHSを完全攻略。ゴセンスの折り返しにカスターニュがシュートもドンナルンマ神。

 82分アタランタ、自陣PA近くからマリノフスキーがムサッキオの裏を狙うムリエルへロングパス。ムリエルがムサッキオに走り勝ち、飛び出しを躊躇したドンナルンマもかわし無人のゴールへ流し込み5-0。

 84分ミラン、スソに代えてサムカス。

 86分アタランタ、CKのクリアから。左サイドで受けたムリエル。PA内のジムシティへパス。ワンタッチで落としてゴセンスがシュート。ドンナルンマが弾く。

 88分アタランタ、パプに代えてフロイラー。ゴセンスに代えてハテブール。

 審判団による慈悲のAT1分。5-0の惨敗。アタランタが全てにおいて圧倒した90分だった。

 

ミラン

 完敗も完敗。前半も劣勢だったがまだ希望はあった。しかし、後半はアタランタしかプレーしていなかった。2失点目直後のカウンターアタックによる3失点目で心折れた。もはや7-0とかにならなくて助かったと言えるほど捻り潰された。

 サイドへ誘導するプレッシングを行ったが、実質0トップで数的優位を作りに来るイリチッチとパプにCBが出ていけない状況(WBが深さを作れそうな時)にされると奪うのは厳しく、1失点目の様にサイドチェンジされてしまう。パプ・ゴメスは誰にも捕まらない場所に顔を出すのが上手く、マリノフスキーは細かい動きで瞬間的にフリーになるのが上手い。ムサッキオはこの2人に終始翻弄されていた。出ていっても簡単に奪える相手じゃないため、出ていって下げさせた後のプレスが肝心。これが上手く行えた時は蹴らせて奪うことができていた。全体的にそこまで悪くなかったと思う。守備以上に攻撃とトランジションの質に大きく差があったように感じる。

 3,4,5失点目はチームというよりも個人の責任が大きいように見える。3失点目はチャルハノールがイリチッチを認識してスプリントで戻れば防げたかもしれないし、4失点目はイリチッチがスーパーではあるが、怖い左足を切って右に持たせればシュートは撃たれないだろうし、5失点目は後ろ向きで受けたマリノフスキーに対してチャルハノールが素早く寄せていればパスは出てきていないはず。

 沈黙した攻撃局面。SB以外は基本的にマンツーマンで付かれているなかで、ケシエとスソ、ボナベンとチャルハノールとレオンでポジションチェンジをしていたのは確認できた。しかし、アタランタもそんなことは慣れっこで上手くマークを引き継いで対応していた。

 8分40秒、チャルハノールのサイドチェンジからスソとジムシティの1vs1。かわせれば決定機。

 21分15秒、スソからインナーラップしPAに入っていくコンティへパス。トラップしやすいパスだったら決定機。

 23分59秒、チャルハノールから裏に走ったスソへのスルーパス。パスがもう少し短ければ決定機。

 27分、スソがコンティから引き出してRRへのサイドチェンジ。

 47分40秒、スソからDF裏の広大なスペースを狙うレオンへのスルーパス

 上記の場面は相手の狙いを外すことができたが決定機には至らなかった。ほとんどスソ絡みだった。テオがいれば個で運んでマークのズレを生むことができただろう。

 

 川勝さんから「攻撃の中心がスソとチャルハノール」的なことを言われ、CLを争う他のチームより明らかに弱いと感じさせられた。アタランタはパプ・ゴメスとイリチッチ、ラツィオインモービレホアキン・コレア、ルイス・アルベルト、ローマはジェコ、ナポリメルテンスインテルルカクラウタロ。並べてみるとより明確だ。だから本当にイブラが欲しい。未熟なチームのリーダーとしても。

 レオンの先発はピョンテクよりも無理が効くのと、スピードでマーカーを振り切ってほしい狙いがあったのではないかと推測する。しかしボールは収まらず、判断も遅く良いところなし。おまけに夜遊び発覚で一気にミラニスタからの風当たりが強くなってしまった。どうせならレビッチを使ってほしかった。

 コンティはCR7、インシーニェ、ジェルビーニョを抑えた確変期後、サンソーネ、ボガに苦しみ、遂にパプとゴセンスにちんちんにされた。これが実力か?

 

アタランタ

 チームとして迷いなく足もボールも動いていた。それが速さ、強さに繋がることを実感。

 パシャリッチ、マリノフスキーの運動量がえげつない。特にパシャリッチ。守備ではマーカーを見失う場面があったが、セカンドボールの回収にプレスバックにPA侵入に走りまくっていた。ミラン時代から謎の得点センスはあったが、今季は完全に一皮剥けた感がある。

 マリノフスキーは本当に良い。ムサッキオは全く対処できなかった。3点目の走り出し最高。

 ゴセンスも本当に良い。クロス、仕掛け、ランニングセンス、シュート。攻撃性能高すぎ。

 パプ・ゴメスとイリチッチは言うまでもなくスーパー。

 

主審Federico La Penna

 主審どころじゃないけど微妙なのはちょこちょこあった。

 

ボヤキ

 昨季のインテル戦を思い出したので貼っておく。


Atalanta 4-1 Inter | Inter Fall To A Heavy Defeat In Bergamo | Serie A

19-20セリエA第16節 vs サッスオーロ(H) 

 クラブ創設120周年記念試合。タイミング良くデ・ゼルビとロカテッリが凱旋。

 来場者にはタオマフが配布されたり。

 ハーフタイムにはミランで働いた人達が大集合。ボリエッロとかザッカルドとかいるのが面白い。

 ミランは3試合連続同じ先発。カルダーラがベンチ入り。

 サッスオーロフェラーリが復帰、ロジェリオもベンチ入り。守護神コンシーリが負傷離脱中のGKは若いトゥラーティではなくベテランのペーゴロを起用。

先発&フォーメーション

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 前節に続いて中盤とサイドが噛み合う形。

スタッツ&控えメンバー

Milan Sassuolo live score, video stream and H2H results - SofaScore

ハイライト


Milan 0-0 Sassuolo | VAR Drama Denies Milan in Goalless Draw! | Serie A TIM

流れ

 サッスオーロがキックオフから丁寧に繋ぎに行くが、ケシエの圧力を感じたロカテッリがミスパス

 1分ミラン、コンティからDF裏へのロングパスにピョンテクが抜け出しペーゴロと1vs1になるがオフサイド

 2分ミラン、右サイドをコンティ、スソ、ピョンテク、ケシエで崩す。

 7分サッスオーロ、マルロンからカプート。

 13分ミラン、コンティからケシエにロングパス。ピョンテク、ケシエ、スソと繋ぎ、最後はボナベンがミドルシュート。ペーゴロが弾いたこぼれ球にケシエが反応するが再度ペーゴロがセーブ。

 14分サッスオーロ、自陣ビルドアップからハーフウェイライン付近で受けたボガが一気にPA内まで運びシュートもドンナルンマ正面。

 27分ミラン、左から右のコンティにボールが渡る。スソがフェラーリを背負ってパスを受け、ボナベン、テオと繋ぎ、クロスにチャルハノールが合わせるがミートできず。

 30分ミラン、CKのこぼれ球をテオがミドルシュートを撃ち、DFに当たりコースが変わってゴール。しかしケシエのハンドがあり取り消し。

 34分サッスオーロ、ベラルディ、カプート、ベラルディと繋ぎ、ハーフスペースを上がってきたキリヤコプーロスがミドルシュート。際どいシュートだがドンナルンマがセーブ。

 40分ミラン、ボガのドリブルでサッスオーロがFKを獲得。FKのこぼれ球を拾ったマニャネッリが痛恨のバックパス失敗。ベナセルが拾い、飛び出してきたペーゴロもかわして無人のゴールへ流し込むだけだったが、ベラルディが戻ってブロック。この後のCKでマニャネッリのハンドがあったがムサッキオのファウルを取られる。

 前半は0-0。

 47分サッスオーロミランのFKのクリアボールを拾ったコンティ。ロングパスを蹴るがプレスをかけてくるカプートに当ててしまう。そのこぼれ球を拾ったベナセルがボナベンへパスを出すがジュリチッチがインターセプトしカウンター。ジュリチッチが運び、カプートからパスを受けたボガがシュートを撃つが枠の右に外れる。

 51分ミラン、マルロンからのパスをカプートがトラップ失敗。ベナセルが拾い、ケシエから左でフリーのボナベンへ。ボナベンがPA内まで運びシュートを撃つがペーゴロがセーブ。

 これで得たCK。スソのゴールから逃げるボールにピョンテクが戻りながら合わせるもペーゴロがセーブ。

 54分ミラン、チャルハノールのミドルシュートもペーゴロが横っ飛びセーブ。

 55分ミラン、ケシエに代えてパケタ。コンティのスローインを受けたピョンテクの落としにパケタがシュートもペーゴロが足でセーブ。

 68分サッスオーロ、ジュリチッチに代えてハメド・トラオレ。

 68分ミラン、左からチャルハノールのクロス。キリヤコプーロスのクリアミスをパケタがボレーシュートも枠の上。

 69分ミラン、ムサッキオからピョンテクへロングパス。フェラーリに競り勝ち中央のチャルハノールへ。チャルハノールがダイレクトボレーシュートを撃つがペーゴロが弾く。こぼれ球にボナベンが詰めるものの、またまたペーゴロがセーブ。

 74分サッスオーロフェラーリに代えてロマーニャ。マルロンが左CBに。

 75分サッスオーロハーフウェイライン付近でキリヤコプーロスがスソからボールを奪いカウンター。ベラルディ、ハメド、カプートと繋ぎ、ベラルディがシュートも勢い弱くドンナルンマ余裕のセーブ。

 76分ミラン、上記の流れでドンナルンマからムサッキオ、パケタ、ボナベン、コンティ、スソ、パケタ、ピョンテク、パケタ、最後はボナベンがシュート。

 77分ミラン、ピョンテクに代えてレオン。

 78分サッスオーロ、ロカテッリに代えてオビアング。

 82分ミラン、レオンのコントロールショットはクロスバー直撃。

 84分ミラン、スソに代えてサムカス。

 85分サッスオーロ、キリヤコプーロス、マルロン、マニャネッリ、マルロン、オビアング、マルロンと繋ぎ、ライン間のハメドへ。ハメドミドルシュートを撃つがドンナルンマの守備範囲内。

 86分ミラン、べナセルが左へ運びテオとスイッチ。テオが中へ運び、ライン間のレオンへ。レオンの左足ミドルはポスト直撃。

 92分ミラン、パケタが無謀なタックルで与えたFK。ハメドのボールにロマーニャが合わせるがドンナルンマ正面。ドンナルンマがすぐにテオへスロー。しかしテオの持ち出しをベラルディがカット。しかしベラルディのクロスが失敗になった後、自分で奪い返し1人で自陣PAから敵陣PAまで運びシュートを撃つがペーゴロがセーブ。こぼれ球を拾ったサムカスから落としを受けたパケタのシュートはキリヤコプーロスがブロック。

 終盤はオープンな展開になったが両チーム決めきることができず0-0で終了。

 

ミラン

 この試合はこれに尽きる。ベナセルが右足に自信があったらなあとは思うけど。

 右サイドからの攻撃が上手くいった印象。ケシエとスソのポジションチェンジの頻度が日に日に多くなっている気がする。ボガやカプートに苦戦したコンティとムサッキオも攻撃では貢献を果たした。ピョンテクも最前線での起点作りを頑張っていた。

 守備は、サッスオーロが積み上げてきたビルドアップの技術もありボローニャ戦のように追い込むのは難しかった。CBから簡単にサイドに逃げず、縦のパス交換で中盤を動かされるのが厳しかった。

 バーとポストに当てたレオンにムリエルを感じた。型にハメると死んじゃいそうな感じや意外性の塊な感じ。攻撃の構築が出来ないチームで、「独りで行って来い」と放牧された時に覚醒しそう。

 昨季エンポリ組のベナセル、カプート、ハメドが出ていたのでクルニッチも出たかっただろうな。

 次節は奇跡のCLグループステージ突破を果たしたアタランタ。ランチタイムキックオフ。テオとパケタが出場停止。と不安要素しかない。久々の出番になると思われるリカルド・ロドリゲスさん頼むよ。勝利で2019年を締めましょう。

 

サッスオーロ

 14分50秒〜、ボナベンとベナセルを釣り出し中央からプレス回避。

 23分33秒、マルロンから、ジュリチッチに釣られたベナセルが空けた場所に、右から中へ移動していたベラルディへパス。

 67分、CBパケタ。

 85分、マルロン無双。

 決定機に繋がっていないが、その手前までキレイにビルドアップしている場面が多かった。なかでも、レジスタ的な配球を見せたCBマルロンは存在感が絶大だった。

 カプートの巧みなポストワークや動き出し、ボガのドリブルはやはり怖かった。

 ボールサイドの逆の選手がしっかり中央へ絞っていた。そのぶん、サイドチェンジには弱かった。

 CBが釣り出された場面ではDH2人ともDFラインに入ってしまい、逆にバイタルエリアが空いてしまうこともあった。

 

主審Gianluca Manganiello

 前節のキッフィに続き不安定だった。

 

ボヤキ

 試合後に行われたパーティーの模様。

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 レオンの装いが期待通りすぎる。

19-20セリエA第15節 vs ボローニャ(A) ~起きられなくて、冬~

 今節はイブラヒモビッチ争奪戦の相手ボローニャ。勝ち点差は1。2試合連続のアウェイゲーム。

 ミランは前節と同じ先発。パケタがベンチ入り。

 ボローニャはミッドウィークにコッパイタリアを戦い、ウディネーゼに0-4で敗北。メデルが出場停止。ソリアーノ、ダイクス、クレイチーが怪我で欠場。ミハイロビッチ監督がベンチで指揮を執る。

先発&フォーメーション

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スタッツ&控えメンバー

Bologna Milan live score, video stream and H2H results - SofaScore

ハイライト


Bologna 2-3 Milan | The Rossoneri is back on track with a second victory in a row | Serie A

流れ

 開始早々からミランはドンナルンマのキックミスやテオのミスなどでヒヤッとさせられる。

 12分、冨安からチャルハノールがボールを奪いピョンテクがバーニに倒されPK獲得。ピョンテクがしっかり決めて今季4ゴール。3つ目のPK。

  31分、バーニのミスパスをべナセルが拾い、ケシエからシャウテンとポーリの間のボナベンへ。ボナベンとチャルハノールのパス交換から右サイドのスソへ。スソ、ケシエ、コンティでパス交換。スソからテオで追加点。

 39分、CKからテオがオウンゴール

 後半開始早々、中盤でサンソーネをケシエとべナセルで挟みボール奪取。ピョンテクのクロスを冨安が不十分なクリア。拾ったボナベンが左足で見事なコントロールシュートを決めて1-3と再び2点のリードを得る。今季初の3得点。

 80分、冨安のクロスのこぼれから。PA内でテオがオルソリーニを倒す。VARでPK。サンソーネが決めて再び1点差。

 終盤はミランがカウンターでゴールに迫るがスコアは変わらず。ミランが逃げ切り連勝。

ミラン

 システム的に中盤とサイドが完全に噛み合う試合。トランジションでいかに早く前線でプレーできるかがカギを握っていた。ミランボローニャのビルドアップのキーマンである冨安に持たせ、出し所が無い状態を何度も作り出した。実質クリーンシートと言っても良いほどチャンスを作らせなかった。

 中盤の3人が安定していた。推しのクルニッチが先発ではなく少しがっかりしたが、トランジションゲームになる想定だったからこそ、フィジカル勝負に強く、走れるケシエの起用。ピオーリ監督ナイスです。ガゼッタはチーム内最低評価だったけど。

 ボナベンの契約延長はよ!

 スソが好調。2点目の場面以外に22分にも見られたテオへのパスはメッシからジョルディ・アルバのホットラインの様だった。

 テオはプラマイ0。コンティはサンソーネに少々手を焼いたが攻撃のサポートの速さは良かった。

 ピョンテクも動き出しとスペースを見つける早さはトランジションゲーム向きで良かった。3点目の場面が典型例。終盤には良いポストプレーもあった。

 2019年内は残り2試合。次節はユベントスカリアリに負けなかったサッスオーロ。2試合連続3得点狙いたい。コンティvsボガが楽しみ。

 

ボローニャ

 ダイクスとクレイチーの負傷で攻撃的なLSBがおらず可変システムが使えない。

 サンタンデールはレギュラーに据えて良い気がする。サンタンデールを基準点にパラシオが衛星的に動き回る方が機能しそうだし、ゴール前の迫力不足も少しは改善されそう。

 イブラよりも中盤でゲームメイクできる選手取った方が良いんじゃない?

 

主審Daniele Chiffi

 全体的に低質なレフェリング。今節は主審が目立っている試合が多い気がする。

 

ボヤキ

 冬は起きれない。朝寒い。

19-20セリエA第14節 vs パルマ(A) ~前線の最適解を探せ~

 今節の相手はミランよりも勝ち点4多いパルマ。開幕前予想でビックリ降格枠に入れたが、余裕で残留できそう。

 ミランはスソ、チャルハノール、ケシエ、べナセルが先発復帰。怪我があったサムカス、レビッチはベンチ入り、パケタがメンバー外。ドゥアルテがアキレス腱の負傷で3〜4ヶ月の離脱。

 パルマは前節欠場のジェルビーニョが復帰。前節に引き続きクツカがCFで先発。ブルグマンが約1ヶ月ぶりの先発。イングレーゼ、カラモウが欠場。

先発&フォーメーション

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スタッツ&控えメンバー

Parma Milan live score, video stream and H2H results - SofaScore

ハイライト


Parma 0-1 Milan | Late Theo Hernandez Goal Wins It For Milan! | Serie A

流れ

 ほとんどの時間ミランが攻め続けた。パルマは得意のカウンターアタックを数回しか発動させられなかった。テオのラッキーナイスシュートでSPAL戦以来1ヶ月ぶりの勝利。

 今節超超超超超アバウトです。超のゲシュタルト崩壊

 

ミラン

 テオ様様。そしてカウンターを止めまくったコンティ。両SBがヒーローだった。

 前節からCBが果敢に前でデュエルを挑むように変わってきている。アタランタでプレーしていたカルダーラにとっては得意分野。完全復活が楽しみ。

 最近ドンナルンマのキック精度が素晴らしい。テオへのロブパスはプレス回避における重要なパスルートになっている。

 前節はチャルハノールが出場停止でボナベンがLWGを務めていたが、チャルハノールのように右ハーフスペースまで流れていくような動きはほとんどなかった。これらが指示なのか、個人の判断なのかわからないが、今節のチャルハノールの自由な動きは相手にとって捕まえづらそうだった。ただ、オンザボールが残念だった。思えばチャルハノールとボナベンの流動的なポジションチェンジはガットゥーゾ政権時から見られ、効果的であった。今季はそこにテオが絡めることでより強大になる。

 好パフォーマンスを続けていたが今節は途中出場だったクルニッチ。ハイライトでもわかるように、ブロックの間に潜り込みパスを受けポイントを作っていた。攻守にソツなく、基礎的なミスが少ないので常時いてほしい。好き。

 上記をまとめるとこう。

 RIHにクルニッチ、LIHにパケタでも良い。4バックとアンカーは確定。でも結局はFWが誰なのかが一番大事。ピョンテクとレオン頑張れ。レビッチはもはや蚊帳の外…

 

パルマ

 守り倒すならフィジカルが強いデルマクを起用すれば良さそうだが、そうはせず、本職RSBのはずのヤコポーニをCBとして起用し続けているあたりにダヴェルサ監督の理念を感じる。ヤコポーニの守備スタッツは特段高くはないが、好配球が目立つ。

 プレッシングはリバプールっぽく、カウンターの急先鋒としてジェルビーニョとクルセフスキをなるべく下げさせたくない様子。押し込まれてもなるべく4-3-3を維持し、SBやCBが釣り出されてしまった場合には、中盤の選手がカバーに入る動きを怠っていなかった。

 ダルミアンが高い位置を取り、エルナニがRSBに降り、左大外にバリッラが張り、ジェルビーニョとクルセフスキの危険なアタッカー2人がハーフスペースに位置取る4-1-5のビルドアップ型。アンカーのブルグマンに入った時にベナセルが出てくれば、ベナセルがいなくなったエリアにクツカが降り、クツカにムサッキオが釣られれば、裏を狙うジェルビーニョ、もしくは左大外のバリッラへ一気に展開。

 セペは今季のセリエAでトップクラスの活躍をしていると思う。開幕前はビッグセーバーじゃないとか言ってごめんなさい。

 

主審Paolo Valeri

 特になし。ブルーノ・アウべスのハンドっぽかったやつは、PA内だったらPKかそうじゃないかでVARの介入があったと思うけど外だったから何もなかったと認識。

 審判寸評を書いてきて気付いたのは自分が審判に不満を募らせるタイプではないこと。Jリーグジャッジリプレイを見ていることで審判の難しさがよく理解できたので、よほどのことがない限り荒れることはなさそう。

 

ボヤキ