今季3度目のトリノ戦。1勝(延長)1敗。
ミランは先週のダービー、ミッドウィークのユベントス戦と強敵との連戦後の試合。2月未勝利。
トリノは成績不振でマッザーリを解任し、前節からモレーノ・ロンゴが就任も5連敗中。
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先発&フォーメーション
ミランはコンティが出場停止。前回のトリノ戦で大活躍だったチャルハノールが負傷でメンバー外。チャルハノールは54分に子供にミルクをあげていました。
トリノはイッツォが出場停止。エデラは今季初先発。怪我人なし!と思ったらヴェルディが招集外。
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スタッツ&控えメンバー
Milan Torino live score, video stream and H2H results - SofaScore
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ハイライト
AC Milan 1-0 Torino | Rebic's First-Half Goal Secures 3-Points for Rossoneri | Serie A TIM
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流れ
15分ミラン、自陣PA外からケアーが敵陣センターサークルのイブラへロングボール。イブラはエンクルに余裕で競り勝ちパケタに落とす。パケタからブレーメルの裏を斜めに狙うサムカスへスルーパス。ブレーメルがなんとか足を伸ばしカット。
16分トリノ、リャンコからベナセル-レビッチ間を通してエデラへ縦パス。フリーでターンして右サイドに張るデ・シルヴェストリとワンツーで右サイド奥へ侵入。エデラはついてきたケシエをいなしながらテオの背後を取ったデ・シルヴェストリへ。デ・シルヴェストリの折り返しにフリーでベレンゲルがシュートを撃つが大きく枠の上に外す。
19分ミラン、トリノのCKをミランがクリア。リンコンがシリグまで下げる。シリグからベレンゲルへのロングボールをロマニョーリが弾き返す。このボールをリャンコがコントロールミスしレビッチが拾う。レビッチからイブラへのパスはズレるが、イブラが難しい姿勢ながらパケタに落とす。これをパケタが左隅を狙ってダイレクトコントロールシュートを撃つがシリグが好セーブ。しかしイブラの位置がオフサイドだった。
24分ミラン、ロマニョーリからのパスをレビッチがスルーして突破を図ったがリャンコが読んで体を入れる。エンクル、シリグ、ブレーメル、リンコン、アンサルディ、ブレーメル、ベレンゲルと繋ぐ。ベレンゲルをケシエとサムカスで挟みパケタがボール奪取。すぐに縦に走り出していたサムカスへ。サムカスの折り返しをレビッチが左隅に冷静に流し込みミランが先制。1-0。
43分ミラン、左ハムストリングを痛めたケアーに代えてガッビア。ムサッキオがふくらはぎに違和感を訴えたためガッビア46セリエAデビュー。
#SerieATIM debutant 👏🏻🔴⚫️
— AC Milan (@acmilan) 2020年2月17日
Esordio in A per Matteo Gabbia! 👏🏻🔴⚫️#MilanTorino #SempreMilan pic.twitter.com/5idhD2OUOd
46分ミラン、敵陣PA手前、ベナセルからパケタへのパスはカットされるがパケタがすぐにアンサルディへプレスをかけてボール奪取。アンサルディーブレーメル間に走り込むベナセルへパス。ベナセルはゴールエリアまで入り込むが折り返しはエンクルがブロック。
1-0で前半終了。
45分ミラン、自陣右サイドでボールを奪ってカラブリアからイブラへロブパス。イブラがブレーメルに競り勝ち、横のスペースに落とすと、パケタが拾ってデ・シルヴェストリ-リャンコ間を抜け出すレビッチへスルーパスを出すがリャンコがカット。
47分ミラン、アンサルディのクロスをキャッチしたドンナルンマからすぐにベナセルへ。ベナセルから中央を駆け上がるテオへ。テオからPA内左ハーフスペースのレビッチへ。レビッチは中央のサムカスへ。サムカスはシュートモーションでブレーメルを引き寄せてイブラへ流す。イブラはダイレクトで右足を振るがアウト回転が足りず僅かに左に外れる。
52分ミラン、自陣右サイドカラブリアからサムカスへの縦パスをアンサルディがカット。ボールはベレンゲルへ。しかしベレンゲルからベロッティのパスが浮いたところをガッビアがカット。ベナセルが拾って運んで左のレビッチへ。レビッチはカットインし右ハーフスペースでフリーのサムカスへ。しかしサムカスは決められない。
56分トリノ、CK。エデラのアウトスイングのボールに、ガッビアを押してマークを外したベロッティがヘディングシュート。ドンナルンマがセーブ。
57分トリノ、ブレーメルが敵陣で運びながらアンサルディへ。カラブリアが寄せに来る。アンサルディからカラブリアの空けたスペースを取ったベレンゲルへ。ベレンゲルからベロッティのクロスはガッビアがクリア。
62分トリノ、ルキッチからアンサルディ。カラブリアが寄せに来る。アンサルディから斜めにベロッティへ。ベロッティはカラブリアの後ろのベレンゲルへ。ガッビアが寄せに来る。ベレンゲルは広く空いたガッビア-ロマニョーリ間に抜け出すベロッティへ。ベナセルがベロッティについていくがかわされて折り返されるがエデラに合わずテオがクリア。
63分トリノ、エデラに代えてザザ。
68分ミラン、パケタに代えてボナベン。
84分トリノ、ベレンゲルに代えてミッリコ。リャンコに代えてアイナ。デ・シルヴェストリとアンサルディがSB、アイナとミッリコがSHの4-4-2。
87分ミラン、レビッチに代えてレオン。
89分ミラン、自陣右サイドスローイン。イブラがボナベンに落とし、ボナベンは右サイドを運んで行く。エンクルに奪われるがPA横で奪い返しすぐに中へ。しかしアイナが戻ってカット。アイナはミッリコへパスを狙うがケシエがカット。ベナセルに戻してリターンを左サイドテオへ展開。テオはワンタッチでイブラへ縦パス。イブラからの落としをボナベンがコントロールできず、ケシエも走り込むがルキッチが足を伸ばして阻む。こぼれ球をサムカスがボレーシュートも枠の上。
1-0で試合終了。ミランが1/28以来の勝利でエラス・ヴェローナ、パルマと同勝ち点で6位争い。5位ローマの背中は見えた。トリノは泥沼の6連敗。下位の突上げで残留争いに巻き込まれそうだ。
お互いにゴール前でのクオリティを欠いた試合となった。
前半はプレッシングが機能したが、後半は連戦の疲労が隠せず。イブラは明らかに疲弊していたにもかかわらず、ロングボールの競り合いに負けないで味方に繋げるのは本当に凄い。
当日朝の予想先発ではチャルハノールがいたので急遽の出番になったと思われるパケタは、しっかり守備のタスクはやったしチャンスにも絡んで悪くなかったが、パケタ特有のスペシャリティは出せなかった。
本当に急遽のセリエAデビューとなったガッビアは落ち着いてプレーできていた。離脱中のドゥアルテに加えてケアー、ムサッキオの離脱が長引くとなるとガッビアを使わざるを得ないので頑張れとしか言えない。周りにたくさん助けてもらおう。
次節はアウェイでフィオレンティーナ戦。ホームではリベリーにボコられてスタンディングオベーションをさせられたが、今度はイブラに対してスタンディングオベーションさせましょう。
ベロッティとエデラが2CB、LSBにデ・シルヴェストリ、ベレンゲルとルキッチが2DH、RSBにはベレンゲルが向かいリンコンが前にスライドするプレス姿勢。
3バックとリンコンで後方で繋ぎ、WBが幅取り、2シャドーがライン間を出入り、ベロッティが深さを作る。ルキッチがリンクマン。
監督や選手はこの試合をポジティブに捉えている様子。
リャンコの髪型がまともになった。
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主審 Michael Fabbri
この人もファウルの基準がよくわからなかった。