自業自得記録地獄

主にACミランに関する備忘録。

19-20セリエA第25節 vs フィオレンティーナ(A)

  2019年末にモンテッラを解任し、イアキーニを招聘したフィオレンティーナ。モダンで攻撃的なフットボールを好むモンテッラから、守備に比重を置くイアキーニへの変更は驚かされた。モンテッラにとってリベリーの長期離脱はあまりにも大きかった。だが、この監督交代はここまでカンピオナート3勝2分2敗(ユベントスアタランタ)とそれなりに良い結果が出ている。おまけにコンミッソパワーで大量の優良株も獲得。来季への準備も着々と進めている。

 

  • 先発&フォーメーション

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 ミランはケアーが招集外だが、状態が心配されたチャルハノール、ムサッキオ、サーレマーケルスが軽症だったようでメンバー入り。

 フィオレンティーナはバデリが出場停止。リベリーとクアメは依然負傷欠場中。

 

  • スタッツ&控えメンバー 

Fiorentina Milan live score, video stream and H2H results - SofaScore

  • ハイライト


Fiorentina 1-1 Milan | Pulgar’s Late Goal Gives Fiorentina a Comeback | Serie A TIM

 

  • 流れ

 5分ミラン、自陣左サイドでチャルハノールがカストロヴィッリからボール奪取。レビッチが少しキープして再びチャルハノールへ。チャルハノールからダウベルト-カセレス間を抜け出したサムカスへロングスルーパス。サムカスのシュートはダウベルトが懸命に戻ってブロック。

 11分ヴィオラ、ミレンコビッチがレビッチをかわし、ベナセルとケシエの間もスルスルと運んでPA内に侵入しシュート。ドンナルンマがセーブ。

 12分ヴィオラ、ガッビアの横パスを受けたドンナルンマにキエーザがプレスをかけてミスを誘う。こぼれ球を拾ってPA内のカストロヴィッリにパス。カストロヴィッリのシュートは枠の上。チャルハノールがよく戻って後ろからプレッシャーを与えたと思う。

 16分ミラン、敵陣左サイドテオから斜めに中央のチャルハノールへ。チャルハノールは右サイドコンティへ。コンティからパスを受けたサムカスのアーリークロスにミレンコビッチのマークを外したレビッチがヘディングシュート。ドラゴフスキが好セーブ。

 33分ミラン、レビッチのクロスをダウベルトがクリアミス。こぼれ球をイブラが拾ってプルガル、カセレスをかわし冷静にゴール右隅に流し込んでミラン先制。しかしVARからハンドがあったと進言を受けた主審がOFRをしハンドを認めノーゴールの判定。

 43分ヴィオラカストロヴィッリが単独でサムカス、ケシエ、コンティを突破。折り返しをキエーザボレーシュートロマニョーリが身体でブロック。

 0-0で前半終了。

 46分ミラン、敵陣右サイドのFK。チャルハノールのボールにファーでイブラがヘディングシュート。ドラゴフスキがセーブ。しかしオフサイド

 51分ミラン、前半のキエーザとの接触で痛めていたドンナルンマに代えてベゴビッチミランデビュー。

 52分ヴィオラ、敵陣でのFK。プルガルが蹴り込まずに左のダウベルトへ繋ぐ。ダウベルトがサムカスを縦に持ち出してかわしクロス。ニアでキエーザがヘディングシュートも入ったばかりのベゴビッチが好セーブ。

 54分ミラン、自陣左サイドベナセルが斜めにハーフスペースのチャルハノールへ。チャルハノールはワンタッチで左斜め前のテオへ。テオが一気に運んでPAに侵入しレビッチへクロスもペッツェッラがクリア。

 55分ミラン、コンティからサムカスへの縦パスをダウベルトがカット。セカンドボールをコンティがカストロヴィッリと競り合う。こぼれ球をケシエがサムカスへ繋ぐ。サムカスもワンタッチでイブラへ。ペッツェッラの寄せでイブラからのパスが乱れるがチャルハノールがなんとかロマニョーリに戻す。ロマニョーリは再びチャルハノールへ。イブラへクロスを入れるがカセレスが胸でカット。しかしこの中途半端なプレーで転がったボールにレビッチがいち早く反応しシュート。これがプルガルに当たってゴールに吸い込まれミランが先制。レビッチは3試合連続ゴール。

 59分ミラン、ダンカンのミドルシュートベゴビッチがキャッチしフリーのチャルハノールへスロー。チャルハノールはハーフスペースを駆け上がるテオへ。テオはカセレスが戻りきれていないスペースを狙うイブラへ。イブラがトラップする前にダウベルトに後ろから倒されてファウル。ダウベルトにイエローカードが提示されるが、VARからの進言でレッドカードレビューが行われダウベルトにレッドカード。

 68分ヴィオラカストロヴィッリに代えてクトローネ。キエーザがRSH、リローラがLSHの3-4-2。

 70分ミラン、ケシエがベナセルとワンツーでクトローネのプレスをかわし、リローラとカセレスの裏に抜けたサムカスへスルーパス。サムカスがゴールへ流し込むが明らかにオフサイド

 72分ヴィオラ、敵陣中央でベナセルからイブラへのパスが乱れ、ダンカンが拾ってカウンター。ダンカンが運んで、最終ラインから上がってきたペッツェッラを経由して、ヴラホビッチがシュートも僅かに枠の右。

 73分ヴィオラミラン、リローラに代えてイゴール。どこか痛めたかもしれないガッビアに代えてムサッキオ。

 79分ヴィオラ、ヴラホビッチがレビッチ-チャルハノール間でミレンコビッチから縦パスを受けて前に運び右サイドキエーザへ。キエーザはカットインからヴラホビッチへ横パス。ヴラホビッチがペナルティアークからシュートを撃つがケシエがブロック。こぼれ球にクトローネが反応してシュートを撃つがオフサイド

 80分ミラン、サムカスに代えてサーレマーケルス。

 82分ヴィオラ、自陣でミレンコビッチからカセレスイゴールと繋ぎ、イゴールは中央のプルガルへ横パス。プルガルはワンタッチで最前線のクトローネへ。クトローネもワンタッチで2DHの背後にポジションを取っていたヴラホビッチにレイオフ。ヴラホビッチがケシエの圧力を受けながらも運んでテオ-ロマニョーリ間を狙うクトローネにスルーパス。クトローネとロマニョーリの競り合いで最後にロマニョーリがボールを触っているがファウルの判定でPK。プルガルのシュートが決まって同点。1-1。

 87分ミランキエーザからクトローネへのスルーパスをテオがカットしてそのまま運びチャルハノールに預ける。ペッツェッラと左に開いていたレビッチを気にしたミレンコビッチとの間を走るテオにチャルハノールがスルーパス。並走していたプルガルに走り勝ったがペッツェッラが上手くカバーリング

 90分ヴィオラ、相手CKのクリアボールを拾ったサーレマーケルスがパスミスカセレスがカットし、プルガル、キエーザと繋がる。中央のキエーザからテオの外を抜け出すクトローネへ。クトローネの折り返しにカセレスがシュートもベゴビッチが足でセーブ。こぼれ球をヴラホビッチが撃つがコンティがブロック。

 1-1で試合終了。終盤は1人少なくなったフィオレンティーナが数的不利を感じさせない気迫溢れるプレーで逆転の可能性すら感じさせた。ミランはハンドとPKの判定に泣いたが、数的優位を活かせず、試合も纏められず、痛い勝ち点1。

 

 判定の件は置いといて。

 ダービーから一向に改善されない後半の戦い方。先行逃げ切り型の戦い方だが、1点では逃げ切れないから複数得点が必要。

 逃げ切れないのは前線のプレス強度が落ちるから?

 ではイブラを下げる決断を下さなければいけない。

 トランジションばかりではスタミナが持たないので、いつかボール保持と撤退守備の練度を高めてスタミナ管理をできるようになりたい。

 今日に関しては交代枠をGKとCBで2枚使うことになってしまったのも痛かった。

 攻撃ではGK-DF間にアーリークロスを入れるのが最近の狙いに見える。DFが下がりながらの対応になり、クリアも飛距離を出しづらい。そうしてセカンドボールを回収して2次攻撃。

 ガッビアは前節に引き続き落ち着いてやっていたが、ケアーのロングフィードが無くなったのが少々痛い。ガッビアも蹴れる選手というのはプレシーズンで感じたので余裕があれば頑張ってほしい。

 次節はホームに残留争い中のジェノアを迎える。しかし、イタリアも新型コロナウイルスが猛威を奮っているようで、今節はミラノがあるロンバルディア州など地域によっては試合が延期されている。次節も延期になるのか、無観客試合で開催するのか現時点では未定。

 

 想定よりはラインが高かった。

 前線は2トップというよりは縦関係で、ボールサイドに2人ともいることもある。キエーザは自由な感じ。ヴラホビッチはロマン溢れすぎ。

 全力プレーのクトローネ投入でチーム全体に活気が漲っていくように見えた。

 3-4-2のカセレスが攻撃時はCBからインサイドハーフみたいになってておもしろかった。

 

  • 主審 Gianpaolo Calvarese

 VARはナスカ。イブラのは腕に当たっていれば攻撃側のハンドなのでノーゴールで納得だが、明確に腕に当たったと言える映像が出なかったので納得し難い。PKのは普通にノーファウルでは?