自業自得記録地獄

主にACミランとセリエAに関する備忘録。

19-20セリエA第3節 vsエラス・ヴェローナ(A) ~無意味な旅を続けようか~

 今季最初のリアタイ観戦。

 今節の相手も昇格組のエラス・ヴェローナ。インターナショナルマッチウィーク明けの試合に3年間も勝てていないという不名誉な記録を破り、来週のダービーに向けてポジティブな雰囲気を作っていきたい1戦。

 

先発&フォーメーション

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主審 Gianluca Manganiello

得点 M:ピョンテク①

交代 V:67’ヴェッレ→ペッシーナ 

    79’ザッカーニ→ディ・カルミネ / ラフマニ→トゥティー

   M:46’パケタ→レビッチ

警告 V:ヴェローゾ ギュンター アムラバト シルヴェストリ

   M:ピョンテク① パケタ② レビッチ①

退場 V:ステピンスキ

   M:カラブリア

スタッツ&控えメンバー

https://www.sofascore.com/hellas-verona-milan/Rdbsbeb

ハイライト

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 ミラン

 先発は昨季までの見慣れたメンバー。アンカーは怪我明けのビリア。前節同様、並びは予想されていた4-3-2-1というよりは、4-3-1-2で2トップ右のスソがかなり右サイド寄りに位置する特殊型。ビリアにはヴェッレ、又はザッカーニがほぼマンマークでついていた。

 グラウンドは緩そうで芝も綺麗とは言えない状態で、スリップする選手が何人か見受けられた。

 内容もまるで昨季の再放送の様。基本的に左サイドの概念は存在しないのでスソさんの放り込み祭り。レビッチ投入で多少マシになった。10人相手の方が苦戦するのはどんなチームでもよくあることだから気にしていない。

 ステピンスキ退場後はヴェローナが引きこもりCB2人が完全にフリーとなった。特にムサッキオは奮闘していた印象でスタッツ的にもデュエル全勝キーパス4本と良いデータ。

 PKで今季初得点を挙げたピョンテクは縦パスを引き出す動きとポストワークを習得できないと厳しいかもしれない。ジャンパオロサンプドリアのエースクアリアレッラはシュートセンスが最大の特徴だが味方を活かすプレーも上手い。

 交代が余ってるなら救いようのなさそうなRRに代えてテオぐらいは見せてほしかった。

  負けるよりはマシだと思うが勝利しても前進できている実感はない。

 

エラス・ヴェローナ

 開幕のボローニャ戦のように前半から退場者を出すもドン引きブロックで最後まで勝ち点獲得の可能性を見せた。ヴェローゾがFK決めていれば開幕戦の再現だった。

 CBクンブラは守備センス良い。フィードを更に高精度で蹴れるようになると面白い。

 わかりやすい特徴があるわけじゃないがヴェッレが脅威だった。

 アムラバトは兄弟揃ってアグレッシブの塊。

 

主審Manganiello

 試合の流れを決定付ける重要なジャッジが3つあった。

①ステピンスキ一発退場

 これは妥当だと思う。頭で飛び込んでくるムサッキオとボールを同一視野で確保できたはずだし、足裏が頭に入ってしまっている。

ミラン2点目取り消し

 GKが完全にキャッチしていると言えるか微妙。ピョンテクが触る前にGKが上からボールを抑えているように見えなくもないのでノーゴールも致し方ないかと思う。

カラブリア一発退場

 ファールは間違いないけどDOGSOに該当するのか微妙。イエローカードで良かった気がする。DOGSO関係なく首引っ掛けたのが危険ということでレッドなのかな?

 直前にオフサイドポジションにいた選手にパスが出たことが少し話題だけど通っていないのでオフサイドを取る必要はないと思う。

DOGSOについてはこちら↓

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 ルールって難しいわー。

 

愚痴

 我慢我慢の日々でございます。

無意味な旅を続けようか

ワン・バイ・ワン 一歩ずつでいいさ

歓声も罵声も 呑み込んで

 King Gnu - 飛行艇

 

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 来週はミラノダービー。調子悪い方が勝てそうな試合ではあるけど全く勝てる気しないよねえ。