自業自得記録地獄

主にACミランに関する備忘録。

20-21セリエA第10節 vs サンプドリア(A)

 カンピオナート21試合無敗中の首位ミラン。10連戦の5試合目の相手は11位サンプドリア

 9月の開幕は連敗スタート、10月はラツィオアタランタを破るなど負けなし、11月は勝ちなしと波が激しいサンプドリア。この日はクラブ創立120周年記念ユニフォームを着用。藍色が渋くて良いけど、遠目では藍色が黒に視えるので昨季のユヴェントスみたい()

 

 最近のミラノは雪模様。はしゃぐ若手たち。と思いきや、お前はジャンルイジではなくアントニオじゃないか。ブラヒムかわいい。

 

  • 先発&フォーメーション

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 ミランイブラヒモヴィッチ、レオン、ケアーが負傷欠場。べナセルも筋肉疲労で欠場。ムサッキオは招集外。プリマヴェーラからミオニッチを招集。

 サンプドリアはケイタ・バルデが負傷欠場。昨季のミラン戦でゴラッソを決めたアスキルセンが招集外。

 

  • スタッツ&控えメンバー    

Fixtures and Results | Season 2020-21 | 10ª Match Day | Lega Serie A

 

  • ハイライト


Sampdoria 1-2 AC Milan | AC Milan Move Five Points Clear At The Top Of Serie A | Serie A TIM

 

  • 流れ

 前半はミランがボールを持たされる展開。サンプドリアのチャンスは7分のCKからトネッリのヘディングくらい。これはドンナルンマが流石の超反応でセーブ。ミランに決定機が来たのは38分。自陣でフリーのテオからのロングボールに最前線のレビッチが裏に抜け出しトネッリと競り合いながらシュートもトネッリがゴールライン上でクリア。43分、カラブリアがサレマーケルスとの連携でライン間ハーフスペースに潜り込むが前は塞がれてトナーリへバックパス。トナーリのパスをテオがヘディングミスするがヤンクトの高く上がった腕に当たりラッキーな形でミランがPKを獲得。これをケシエが真ん中に決めてミランが先制。前半は0-1で終了。

 後半からサンプドリアは2枚替え、ミランもブラヒムに替えてウインガーのハウゲを投入。後半最初のチャンスはミラン。46分、ガッビアからチャルハノールへのロングボールのセカンドボールを拾ったトナーリがサレマーケルスとワンツーで相手MFラインを突破しチャルハノール、レビッチ、ハウゲと繋がりハウゲの折返しにトナーリがアウトサイドで合わせるが弱いシュートはポスト当たる。サンプドリアは68分にカンドレーヴァが内から外にドリブルしながら柔らかいクロスを上げると、ボールサイドからスルスルとガッビアの背中に回り込んだトルスビーがヘディングシュートも枠の上。

 76分、ミランに追加点。カラブリアから背後を狙ったカスティジェホにロングボール。セカンドボールを拾ったトナーリがスペースがある左サイドのハウゲへ素早く展開。一度テオに落とすがリターンを受けるとフェラーリをかわしトネッリの裏に抜け出したレビッチへスルーパス。レビッチが冷静にゴール前のスペースに入ってくるカスティジェホへ折返し、カスティジェホがファーストタッチで難なくネットを揺らす。

 直後の78分にもミランに決定機。カラブリアがチャルハノールとワンツーで右サイドを突破しレビッチに折り返すが難しい高さのボールになってしまいシュートをミートできず。すると、81分、サンプドリアがダムスゴーアのCKをエクダルがテオの前に入り右足アウトサイドでシュート。ドンナルンマは反応するも弾ききれずゴールイン。サンプドリアは1点差に迫ると、ラストプレーで決定機が訪れる。右サイド深くでカンドレーヴァがケシエをかわしてクロス。ニアでロマニョーリを引っ張ったクアリアレッラと中央でガッビアと競るコリーの間にフリーで入ってきたエクダルのヘディングシュートは枠外。これで試合終了。1-2でミランが勝利。

 

 2位と5ポイント差の首位。カンピオナート22試合無敗。カンピオナート30試合連続得点。

 

 前半は持たされて崩しきれない。5分のチャルハノールが開いてSB釣り出し、ブラヒムが抜け出しテオからパス、11分のガッビアから大外カラブリア、サレマ抜け出して折返しにレビッチ、29分のサレマが大外、内側のカラブリアからチャルハノールに縦パスなどSB-CB間を突く狙いが感じられたが、サンプドリアの想定内の攻撃でCBとDHでケアされた。崩せなかったが切り替えは早く、カウンターから攻め込まれることはなかったのが良かった。中盤から前線ではミスがあったが後ろではなかったのも試合を落ち着かせる意味で良かった。終盤に非常に幸運なハンドでPKを得られたのは大きかった。

 後半はサンプドリアが攻守に前に出てきたことでポゼッションは五分に。両チームともにゆっくりボールを動かす時間は無く、ロングボールからセカンドボールを拾う形が増える。追加点はトナーリのサイドチェンジとハウゲの仕掛けとレビッチの動き出しがリンクした素晴らしい形。守備ではまたしてもCKから失点。カンドレーヴァのクロスからも2つ決定機を作られたがシュートミスに助けられた。終盤はヒヤヒヤだった。

 ロングボールを収められるイブラ、強引に突破できるレオン、中盤でリズムを作り、ロングパスで左右に展開できるべナセルがいればもっと楽な試合になったと思う。それでも勝てたのが大きい。

 ケアー不在も不安だったが、ガッビアが好パフォーマンス。クアリアレッラに遅れてアプローチに行ってファウルになる場面が何度かあったがゴール前では仕事をさせず。予防的マーキングの意識が高く、空中戦も強い。攻撃面では、前半の前半にサレマがハーフスペースに入ることで内に絞るカンドレーヴァとアウジェッロの大外で位置取ったカラブリアへのパススピードが印象的。11分のレビッチのシュートシーンなど崩しの糸口になっていた。冨安と似てるのかもしれない。

 サムカスがELに続き2戦続けて似たような形で価値ある得点。考えてみればハーフスペースを抉ってのマイナスの折返しには左利きのサムカスの方が合わせやすい。

 トナーリがチームトップの走行距離12km超え。ネガティブトランジションの精度が向上中。2点ともトナーリのサイドを変えるパスが効いていた。特に2点目はあのパスでCB同士の距離が開いてレビッチが抜けるスペースが生まれた。

 ブラヒムはライン間で受けても前後から挟まれて潰されることが増えてきた。17分のブラヒムが潰されてからのレビッチ、チャルハノール、トナーリとのゲーゲンプレスは理想的だった。

 

 次戦はアウェイでELスパルタ・プラハ戦。グループステージ突破は決まっているので、ここまでの5連戦にほぼ出ずっぱりのドンナルンマ、テオ、チャルハノール、レビッチには完全休養を与えたい。首位通過よりも大事な怪我回避。

 

 アンラッキーだがルール上、取らざるを得ないPK。

 カンドレーヴァとヤンクトの左右が通常の位置と逆だったのはテオ対策にヤンクトを充てたかったからか。後半からカンドレーヴァを得意の右に、左に仕掛けられるダムスゴーアを配置して攻撃的になった。

 カンドレーヴァがいる方にボールが集まる印象。そして良いクロスが入る。2本くらいワロスがあったけど。

 コンディションが上がりきっていないガッビアディーニより中盤に絡めるヴェッレの方が厄介だった気がする。昨季のエラス・ヴェローナ戦でも苦戦したし。

 ミニ・インモービレと勝手に思っているラ・グミナ頑張れ。ガッビアディーニよりも一発の怖さはないが、アクションが増えて嫌だった。

 

  • 主審 Gianpaolo Calvarese

 VARはディ・パオロ。

 特になし。