自業自得記録地獄

主にACミランに関する備忘録。

21-22CLGS第2節 vs アトレティコ・マドリー(H) 数的不利

 2014年2月以来、サン・シーロチャンピオンズリーグが帰ってきた。奇しくも今回の相手は最後の対戦相手であるアトレティコ

 

 アトレティコは4勝2分1敗でラ・リーガ4位。9得点6失点。週末は今季全敗中だったアラベスに初勝利を献上。

 

スペツィア戦後の2日間

 ミランは昨季の赤字が19-20の赤字の半分になった。

 

先発&フォーメーション

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 ミランはイブラ、クルニッチ、バカヨコ、メシアス、プリッツァーリが欠場。ケアーは練習に復帰したが無理せず欠場。ペッレグリ、サムカス、コンティは登録外。

 アトレティコはサヴィッチが出場停止。

 

スタッツ&控え

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ハイライト


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流れ

 ミランはDFとべナセルの4-1ビルドアップ。前線はWGが幅を取り、ケシエが左インサイド、ブラヒムが右インサイドアトレティコは戦前の予想の5-3-2ではなく4-4-2のミドルプレス。2トップで2CBとべナセルを見て、スピード自慢のジョレンテがテオに対応。

 アトレティコはビルドアップも3-5-2ではなく2-4-2-2のようなイメージ。ミランはハイプレスでボールホルダーに時間を与えない。左サイドはレオンがフェリペ、テオがトリッピアー、ケシエがジョレンテにスライドしてプレス。

 

 序盤はミランが攻守に前への意識を強く押し出して主導権を握る。

 18分、右サイドのコケから中央のスアレスにパスが入るがスアレスがコントロールミス。トモリがすかさず奪いブラヒムへパス。ブラヒムはヒメネスの外に膨らむ動きでスペースを作ったレビッチへスルーパス。レビッチがオブラクとの1vs1を迎えるがオブラクの足にシュートは防がれてCK。べナセルのCKはクリアされるが、こぼれ球を繋いでケシエがクロスをあげるとPA内でブラヒムがキープ。コケをかわしてレオンにパス。レオンがトラップから右足を振り抜くとヒメネスの股を抜いてゴール左に突き刺さりミランが先制。

 

 べナセルが受けるのを止めるためにアトレティコはコケを前に出してプレスをかけ始める。

 ミランはメニャンもビルドアップに参加。

 23分、ケシエのバックパスが弱かったことで始まったプレスを受けたトモリだが左足で内側に入ったサレマへ縦パス。サレマが前を向きプレス回避。ケシエ、レビッチとパスを繋ぎ、サレマが少し運び、左ハーフスペースのブラヒムへパス。ブラヒムはトリッピアーとフェリペの間のスペースに走るレビッチへスルーパス。レビッチはヒールでゴール前のテオに落とすがヒメネスがクリア。

 28分、ケシエが2枚目のイエローカードで退場。

 

 ミランはレビッチに替えてトナーリを投入し、サレマがRWB、右からブラヒム、べナセル、トナーリの中盤、トップにレオンの5-3-1に変更。自陣に撤退。

 37分、自陣PAライン辺りからミランのFK。メニャンが前線のレオンに思いっきり蹴り込むと、レオンがアウトサイドでトラップしオーバーヘッドシュートを撃つが惜しくもバーに嫌われる。しかし、際どいオフサイド判定。

 45分、カラスコが左ハーフスペースからドリブルを試みるがやめて外のエルモソへ。コケ、コンドグビアを経由し右サイドのジョレンテへ。ジョレンテからチャンネルランをするコレアへ。コレアがワンタッチで速いボールを折り返すと、下がるDFと逆の動きでフリーになったスアレスボレーシュートを撃つが枠の右に外れる。

 1-0で前半終了。

 52分、ミランの中盤の前でフリーになったジョアン・フェリックスが右サイドからアーリークロスカラブリアとサレマの間に入ったスアレスのヘディングシュートは枠の右に外れる。

 

 ミランは被保持はサレマ、カラブリア、トモリ、ロマニョーリ、テオ、バロ=トゥーレの6バックで6-2-1。ゴールキックなど蹴るときは4-4-1になるが、保持の時間はほとんどない。

 61分、投入されたばかりのグリーズマンが左サイドでボールを受け、サレマの裏に走ったロディへスルーパス。ロディのワンタッチのマイナスの折り返しをスアレスがスルーすると、ジョアン・フェリックスがシュートを撃つがテオが背中でブロック。

 

 アトレティコグリーズマン、デ・パウル、ルマルの中盤、コレア、スアレスジョアン・フェリックスの3トップで押し込んでいく。

 ミランカラブリアボランチにする。

 83分、ジルーの脇に降りて受けたルマルからフロレンツィの裏に走ったロディへフライスルーパス。ロディの頭での折り返しをグリーズマンボレーシュート。これが決まってアトレティコが同点にする。

 85分、テオが運び、高い位置でスローインを得る。少し下げてロマニョーリがジルーへロングボールを入れる。合わずに流れたボールをロディが中途半端なクリア。それをフロレンツィがダイレクトボレーシュートも枠の左に外れる。

 90分、トナーリがデ・パウルに倒されるがファウルなく、こぼれ球を拾ったジョレンテPA手前のジョアン・フェリックスへ横パス。ジョアン・フェリックスのシュートはメニャンが横っ飛びでセーブ。

 92分、下がって受けたジョアン・フェリックスからライン間のコレアへパス。コレアはカルルとトモリの間を抜けるスアレスへ。ボールは流れ。スアレスからコレアへのヒールパスもフロレンツィが描き出すが、ボールはPA内のルマルの下へ。カルルが迅速に寄せるが、カルルの腕にボールが当たったとしてPKの判定。3分ほどVARオンリーレビューが行われるが判定は変わらず、スアレスが中央に決めてアトレティコが逆転。

 1-2で試合終了。

 

ミラン

 ミランのCLGS開幕2連敗は史上初。

 退場まではしっかり得点を奪ったうえで内容でも圧倒できていただけに悔しさが募る。ただ、この2試合で得た手応えはまだグループステージ突破を諦める必要はないと思えるもので、他力も必要だが実際に突破の可能性はある。まずはポルトに勝って反撃の狼煙を上げたい。

 

 ここ数試合、復調の予感を感じさせていたべナセルが完全復活。プレス回避で相手を剥がせる、ボールを狩れるという自身の長所が数多く見られた。ビルドアップの中心も担い

 トモリとロマニョーリは頑張った。トモリはスアレスに収めさせず、カラスコのカウンターも余裕で止めた。ロマニョーリグリーズマンに寄せきれなかったが、ジョレンテやコレアのチャンネルランに対応。

 テオはカウンターの可能性を創り出すという面においてこれ以上ない存在。ただ、テオが置き去りにできないマルコス・ジョレンテの存在も逆に目立っていた。

 カウンターの脅威を与えるためにもなるべく長く残しておきたかったのはブラヒムとレオン。足を痛めたブラヒムは仕方ないが、レオンはもう少し残しておきたかった。

 ともにコンディションが良くないなかで出場しているのは承知しているが、経験豊富なジルーとフロレンツィがイマイチ。フロレンツィは1点目は裏を取られ、2点目はナイスカバーだったが無理矢理のクリアをルマルに渡してしまった。しかし、これはサレマも裏を取られていた場面があるので結果論。ジルーにはクリアボールを収めて時間を作って欲しいという狙いがあったと思うが、ほとんどできなかったし、収めたとしても押し上げと保持の時間を作ることは難しかった。ピッチに居てほしかったのはプレスバックをめちゃくちゃ頑張るタイプか、1人で運べるタイプだったので戦況自体に向かなかった。78分のテオからPA辺りでパスを受けた場面はシュートを撃ってほしかったがジルーのキャラクターを考えるとワンツーを狙うのも理解できる。

 フルメンバーだったなら途中からレビッチの選択をできていたかもしれないし、クルニッチやバカヨコを中盤に入れられた。ただ、現実的にやれることはやったと思う。選択肢が少なすぎた。

 ケシエは最近の体たらくと契約延長問題に関連がないとは思えない。ピオーリからの信頼はまだ失ってはいないだろうが、ミラニスタには不信感が募るばかり。このパフォーマンスでは1月に買い手がつくかもわからない。

 

 ようやく中2日3連戦の呪縛から解放され、次は中4日でアタランタ戦。疲労困憊だろうが、この悔しさをぶつけるしかない。

 

アトレティコ

 全体的にコンディションが悪そう。

 スアレスのクロス待ちのポジションがほとんどカラブリアの背中だったのはスカウティングか、個人の判断か?

 攻撃的なタレントが豊富で羨ましかった。

 

主審 Cuneyt Cakir VAR Abdulkadir Bitigen

 トルコのセット。

 ケシエのは仕方ないとも、一旦注意で済ませてよとも思う。

 PKはVARからするとカルルより先にルマルの腕に当たったという決定的な証拠がないから明白な間違いではないとして判定が変わらなかったと考えている。リプレイを見ればルマルが先に触っているのは明白だから全く納得いかないけど。