自業自得記録地獄

主にACミランとセリエAに関する備忘録。

19-20セリエA第27節 vs レッチェ(A)

 コッパイタリアに次いでセリエAも再開。

 相手はリーグ最多失点で降格圏18位のレッチェ。冬加入のバラク、サポナーラが攻撃の質を高めており、得点数はEL出場を狙うミランエラス・ヴェローナよりも多い。

 

  • 先発&フォーメーション

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 ミランはイブラ、ムサッキオ、ドゥアルテが負傷欠場。

 レッチェはデル・オルコの他に、冬加入で主力として活躍していたデイオラ、バラクが負傷欠場。ドナーティが出場停止。

 

  • スタッツ&控えメンバー 

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  • ハイライト


Lecce 1-4 Milan | Milan Score 4 Past Lecce! | Serie A TIM

 

 久しぶりの快勝。4得点は昨季のサッスオーロ戦以来1年8ヶ月ぶりらしい。ケシエのミドルシュートが枠内に飛んだあたりで「珍しく今日はシュートが良く枠に飛ぶな」と思った。 

 失点後すぐに勝ち越せたことも良かったが、勝ち越し後のキックオフから「相手に主導権は渡さまい」と猛烈にプレッシングを行い、3点目をすぐに奪って試合を決定付けたことに感服。

 序盤はタフツィディスに上手く捌かれる場面もあったが、徐々にプレスがハマり始めてからは主導権を握った。レビッチが中央から斜めに裏を狙い、チャルハノールが前線を自由に動き回り、ボナベンとサムカスが臨機応変に振る舞う。流動的な4人のアタックは素晴らしく機能した。

 再開初戦となったサムカスとテオは主力である所以を示す働き。ユヴェントス戦で退場してしまったレビッチは、左サイドで2度も猛烈なプレスバックを行うなど汚名返上を期す強い気持ちを感じられた。レオンは守備意識が高まらないならロナウドになれ。

 最後に悲報。この日も素晴らしいプレーをしていたケアーが自らのキックミスからの流れで膝を痛めてしまった。そんなに重症ではないらしいのは不幸中の幸いだが、次節ローマ戦、相手がジェコだと考えるとガッビア坂46は不安。更にイブラもいないとなると前回してやられたセットプレーでの高さも不安。まあ何事も経験。みんなで頑張れ。

 

 プレス時はファルコ残しの4-4-2。

 ガバガバカウンターによる3失点目からは気持ちが切れてしまっていた。

 PK職人マンコース。

 ラパドゥーラも負傷してしまい苦しい状況。

 

  • 主審 Paolo Valeri

 VARはドヴェリ。

 PKは厳しいでしょー。