自業自得記録地獄

主にACミランとセリエAに関する備忘録。

19-20セリエA第34節 vs ボローニャ(H)

 中2日、中2日でボローニャ戦。2試合連続でホーム。シーズン終了まで残り5試合。

 

  • 先発&フォーメーション

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 ミランは引き続きサムカス、ムサッキオ、ドゥアルテが負傷欠場。前節欠場したパケタはすぐに復帰。

 ボローニャはバーニ、シャウテンが負傷欠場。サンタンデールが復帰。

 

  • スタッツ&控えメンバー 

Milan Bologna live score, video stream and H2H results - SofaScore

  • ハイライト


Milan 5-1 Bologna | Five Different Players Score For Milan! | Serie A TIM

 

 前節パルマ戦同様に序盤から試合を支配。9分にサレマの初ゴールで先制。23分にはラッキーな形でチャルハノールが追加点。順調に試合を進めるが、43分に冨安に素晴らしいゴールを決められ2-1で前半を折り返す。

 後半立ち上がり48分にケアーのインターセプトから最後はべナセルが初ゴールを決めて突き放す。さらに56分にレビッチが決めてボローニャに試合を諦めさせる。集中力の低下から凡ミスでピンチを迎えるが失点せずにいると、91分にカラブリアにもゴールが生まれ5-1の快勝。連勝で5位ローマにプレッシャーをかける。

 マンツーマン気味に人に強く来るボローニャの守備に対して、ミランはいつも以上にポジションチェンジと追い越しを意図的に行っていたように見えた。ケシエとべナセルも前後の動きが若干多かった気がする。

 オルソリーニを攻守で圧倒するテオ。労働者から支配者に成長したケシエ。変幻自在のチャルハノール。冨安を蹂躪するレビッチ。他を寄せ付けないイブラ。強い。強すぎる。

 2点目のケシエのスルーパスも、5点目のドンナルンマのフィードからの崩しも良かったが、4点目のレビッチの冨安のマークの外し方とパワーが特に好き。冨安を下げさせてスペースを作り、反転して左足の強いシュートでスコルプスキの肩口を射抜く。腰が強い。

 次節も中2日で再開後好調のサッスオーロとのアウェイゲーム。残り4試合、累積リーチのメンバーはなんとか踏ん張ってほしい。

 

 ミランの戦い方とメンバーとの相性がかなり悪かった。前線が電柱タイプのサンタンデールなのはケアーとロマニョーリにとって起点を潰しやすかった。

 冨安を早めに下げたり、好調のバロウ、パラシオを投入しなかったり諦めが早かった。中2日の連戦なのでそういうことも必要だわな。

 冨安のゴールは本当に素晴らしかった。レビッチとケシエの間に潜り込んでソリアーノからパスを引き出し、ロマニョーリをかわして左足ミドル。素晴らしい。

 ダニーロに替わって入ったコルボは何度か良いフィードを蹴っていた。

 

  • 主審 Davide Massa

 VARは2試合連続でナスカ。

 ファウルは流し気味だが基準がよくわからなかった。