自業自得記録地獄

主にACミランに関する備忘録。

20-21セリエA第1節 vs ボローニャ(H)

 

 絶好調だった昨季後半の出来。イブラの契約延長。メガクラブが羨む才能を持つトナーリ、ブラヒムの獲得。これらのポジティブ要素により、ただでさえ期待が高まっている開幕前に、更にテンションを上げる動画を出してくる公式。このあたりもガジディスの手腕なのか?

 

 20-21シーズン開幕戦の相手はボローニャ。昨季はミランが2勝。ロンバルディア州の医療従事者が招待され、僅かだが観客が入った。

 ボローニャは主力級の補強はデ・シルヴェストリのみで有望な若手選手たちの成長が期待される。白血病を克服したミハイロヴィッチ監督がオフシーズンにCovid-19に感染してしまったが、大事に至らず、いつも通りの熱血スタイルで指揮を執る。

 

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  • 先発&フォーメーション

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 ミランロマニョーリ、コンティ、ムサッキオが負傷欠場。隔離明けのレオン、レンタル移籍目前のポベガ、構想外と思われるハリロビッチが招集外。

 ボローニャはメデルが負傷中かつ出場停止。

 

  • スタッツ&控えメンバー  

Fixtures and Results | Season 2020-21 | 1ª Match Day | Lega Serie A

  • ハイライト


Milan 2-0 Bologna | Ibrahimović Scores Twice For Hosts! | Serie A TIM

 

  • 流れ

  最初の5分はボローニャの方が切り替えが早く、1分にべナセルが自陣PAでドミンゲスのプレスを受けてソリアーノに危ういシュートを撃たれる。5分を過ぎると、ケシエ、べナセルを中心に落ち着きを取り戻し攻勢に。

 11分、カラブリアがバロウからボール奪取しイブラと連続ワンツーから最後はイブラが冨安を翻弄し左足シュートも僅かに枠の左に外れる。

 13分、CBとケシエのパス交換からプレスを誘発。べナセル、テオ、イブラ、レビッチとワンタッチで繋ぎ、テオからバイタルエリアで受けたチャルハノールが右足を振りぬくがこれも枠の左に外れる。

 25分、FKのこぼれ球からガッビアにチャンスが舞い込むがミートできない。

 27分、ボローニャゴールキックから繋いでいくがダニーロからソリアーノへのパスをケシエが奪う。チャルハノールから斜めにダニーロの背後に抜けてパスを受けたイブラが冨安を背負ったところから反転し折り返す。スコルプスキが懸命に腕を延ばして弾いたボールにべナセルが詰めるが枠に飛ばない。

 33分、べナセルが右サイドのカラブリアへサイドチェンジ。サムカスが中央のイブラへ。イブラはダニーロを寄せ付けず左サイドのレビッチへ。レビッチのインスイングクロスはケシエの前で冨安がクリア。クリアボールをケシエが拾いチャルハノール、べナセルと繋ぎ左のテオへ。テオのふんわりピンポイントクロスをイブラが貫禄十分のヘディングシュートを叩き込み先制。スタンドにいたガッリアーニも大喜び。

 35分、ドミンゲスからダニーロへのバックパスをイブラが掻っ攫ってカウンター。レビッチとのワンツーはなんとかダニーロがクリア。

 前半は1-0で終了。

 46分、サレマがダイクスにプレスをかけてボール奪取。運んでイブラに絶好のラストパスを送るがイブラのシュートはスコルプスキの正面。

 48分、イブラがショートコーナーからクロス。クリアボールに真っ先に反応したべナセルがオルソリーニと交錯しPK獲得。イブラがしっかり決めて2-0。

 52分、パラシオからソリアーノへの横パスをレビッチがプレスバックしボール奪取。ケシエが運び、テオからダニーロの背後へ走るレビッチへスルーパス。レビッチからイブラへの折り返しは冨安がクリアするが、ケシエが拾って強引にシュート(?)も冨安がクリア。

 56分、ボローニャは4-4-2に変更。

 57分、ケシエからカラブリアへサイドチェンジ。カラブリアは運んでイブラとワンツー。カラブリアの折り返しをサレマがフリーでシュートを撃つがスコルプスキの正面。カラブリアオフサイド

 62分、ボローニャのCKをイブラがクリア。クリアボールを拾ったダイクスにサレマがプレス。ダイクスからバロウへのパスをチャルハノールがカットしサレマとのワンツーで抜け出し一気にカウンター。ラストパスを受けたイブラがスコルプスキをかわして左足を振るが枠に飛ばない。

 66分、フリーのシャウテンからソリアーノがレビッチが戻り切れていないスペースで受ける。ガッビアを釣り出された背後でバロウに受けられシュートを撃たれるがケアーがブロック。

 75分、サレマがカラブリアとのワンツーで右サイドを突破。イブラへのクロスはデ・シルヴェストリがクリアするが、クリアボールを拾ったテオが強烈なミドルシュート。スコルプスキが好セーブで凌ぐ。

 78分、べナセルとブラヒムのパス交換をシャウテンとサンソーネに狙われ被カウンター。テオの背後を取ったスコウ・オルセンがバロウからスルーパスを受けてガッビアをかわしシュートを撃つがドンナルンマが防ぐ。

 83分、カラブリア、イブラ、べナセルでプレス回避。中央で受けたブラヒムが左サイドのテオへ展開。テオからレビッチへのクロスはダニーロがクリア。クリアボールを拾ったスコウ・オルセンがブラヒムをかわし、スヴァンベリが運んでカウンター。左ハーフスペースで受けたサンソーネをカラブリアとべナセルでコースを限定して対応。ニアへのシュートをドンナルンマがしっかり防ぐ。

 86分、投入されたばかりのクルニッチがファウル。スヴァンベリのFKからサンタンデールのシュートがイブラに当たりポストに当たる。こぼれ球をダニーロが折り返してデ・シルヴェストリが詰めるが枠の上に外れる。

 87分、デ・シルヴェストリがレビッチからボール奪取。ヴィニャートに預けて駆け上がっていく。そこにヴィニャートからスルーパス。トナーリに競り勝ちPAに侵入し折り返すがサンソーネに合わず。流れたボール拾ったサレマがダイクスを抜き、カードを誘発。ダイクスは2枚目で退場。

 89分、サンソーネのFKにドゥアルテより良いポジションを取った冨安がヘディングシュートを撃つがドンナルンマのほぼ正面。

 2-0で試合終了。序盤と終盤がバタついたが危なげなく勝利。昨季から公式戦15試合無敗。

 昨季から引き続きプレス意識高く切り替え早く行えている。保持時に目立ったのはケシエがガッビアとテオの間に入る動き。オルソリーニの守備基準を狂わせ、シャウテンが出てくればチャルハノール、イブラ、レビッチが使えるスペースが生まれる。

 攻→守の切り替えでもケシエが圧倒的な存在感を発揮。幾度となくセカンドボールを回収し試合の支配に大きく貢献。

 悪い状態に戻ったか心配になったがすぐにイブラが吹き飛ばしてくれた。あと3点は取れそうだったけど。

 21分にプレス回避されてシュートまでいかれた後からべナセルが2CBの間に立つシャウテンまでプレス、ボールサイドと逆のSHが絞って中盤を埋めるように変更。27分はこれが上手くはまって決定機に繋がった。

 

 昨季終盤から好調をキープしているカラブリアが絶賛進化中。79分のバロウからのボール奪取とヒールパスには拍手が起こっていた。EUROのアッズーリのレギュラー狙えるぞ。頑張れ。

 バロウ、オルソリーニに仕事をさせなかった守備陣はGJ。ケアーは相変わらずの安定感。かっこいい。ガッビアとドゥアルテのコンビは不安すぎたがなんとか無失点。ピオーリも勇気あるな。

 ブラヒムはドリブル上手いけどシンプルにやるべきところをわかってそうで良い。そして本当に両利きなのが凄い。CKはトナーリがキッカーで良いんじゃないかと思ったけど。そのトナーリはまだまだフィットに時間がかかりそうな感じ。ケシエ、べナセルコンビの完成度が高すぎて割って入るのは大変だと思うが、気長に待てる余裕はある。

 

 次戦は金曜日3時30分にEL予選3回戦。また日本では観れないと思うが勝利するしかねえので。

 

 昨季は4-2-3-1⇔3-2-5の可変式だったが、昨季のミラン戦の教訓からか、この試合ではそこまではっきり変化させていなかったと思う。ダイクスの方が高めっぽくは見えたけど。昨季のシステムのキーマンだった冨安を本職のCBに置き、RSBに新加入のデ・シルヴェストリを置いたが良い攻撃を生み出せなかった。

 63分のプレス回避はバロウが潰されなかったらチャンスになっていたと思う。

 今季のキーマンはシャウテン。

 ソリアーノが相変わらず嫌らしい場所で受けている。

 昨季のインテル戦で大活躍したジュワラをあまり起用していないのはなぜだろう。期待したい爆発力を上回る不安要素があるのか、基本的な戦術にフィットできていないのか。単純にオルソリーニ、バロウ、スコウ・オルセン、サンソーネの次という序列の問題か。

 

  • 主審 Federico La Penna

 VARはマッサ。

 カードは多かったが悪くなかった。

 

  • おまけ

 アッレグリのダンス。アレのス。