自業自得記録地獄

主にACミランに関する備忘録。

20-21セリエA第17節 vs トリノ(H)

 前節の敗戦で無敗記録が途切れてしまった首位ミラン。中2日ホーム3連戦の2試合目の相手は17位トリノ

 2勝6分8敗26得点33失点。得点がそこそこ多く、失点も多い。一時は最下位にいたが、5バックが定着してきた最近は4試合無敗で複数失点もなしと調子は上向いている。

 

  • 先発&フォーメーション

f:id:incursore:20210110150421j:image

 ミランはべナセル、サレマーケルス、ガッビアが負傷欠場。レビッチとクルニッチがcovid-19陽性。イブラヒモヴィッチと負傷欠場が予想されていたチャルハノールがベンチ入り。

 

 トリノはエデラとミランが獲得を狙っているらしいメイテが招集外。

 

  • スタッツ&控えメンバー    

Fixtures and Results | Season 2020-21 | 17ª Match Day | Lega Serie A

 

  • ハイライト


Milan 2-0 Torino | Milan Go Four Points Clear At The Top Of The Table | Serie A TIM

 

  • 流れ

 序盤はミランの速いプレスとトリノのパスワークがぶつかり合うが徐々にミランペースになっていく。17分、ブラヒムのプレスバックでゴヤクからボールを奪うと、カラブリアがレオンとのワンツーでハーフスペースを抜け出して折り返すが、ハウゲの前でイッツォがクリア。24分、攻め込んでいた右サイドからCB経由でテオへ。テオのトラップが乱れたところをシンゴが狙うが、テオはかわして中央へ運びブラヒムへパス。ブラヒムはワンタッチでブレーメルの背後を取ったレオンへスルーパス。レオンがシリグとの1vs1を冷静に沈めてミランが先制。更に31分、ショートコーナーを受けたブラヒムがドリブル突破。ヴェルディをかわしてPA内に入るとベロッティに倒される。笛は鳴らなかったがVARでPKに。これをケシエがきっちり決めて2-0。

 ほとんど敵陣でプレーできないトリノだったが、40分。ミランのハイプレスをかわしきれなかったが、中盤でルキッチがケシエのボールを突き、ベロッティからケアーの背後を抜けたヴェルディにスルーパス。しかし、ケアーが素晴らしいスライディングで防ぐ。ただ、ケシエからブラヒムへの縦パスをブレーメルが潰し、拾ったヴェルディロマニョーリが倒してゴール前でFK。古巣対戦のリカルド・ロドリゲスが直接狙うがバー直撃。

 肝を冷やしたミランは46分にビッグチャンスを迎える。トリノが敵陣のFKを繋いでいくが、リカルド・ロドリゲスからルキッチへのパスが主審と被ってしまったところをケシエが掻っ攫ってカウンター。レオンが運び、ケシエへラストパス。しかし、ケシエのシュートはシリグの守備範囲内で決められない。前半は2-0で終了。

 後半からトリノはボールロストが目立ったゴヤクに替わってジャンパオロのサンプドリア時代の教え子であるリネッティを投入。すると、48分。リネッティのスローインをベロッティが受けて、トナーリを出し抜いてケアーの背後に回ったヴェルディにパス。PA内に入ったヴェルディがトナーリと接触し倒れてPKの笛が吹かれる。しかし、VARの結果、トナーリがヴェルディに蹴られており、ヴェルディのファウル。VARに泣くトリノだが、後半はボランチの間や脇で受けるヴェルディを中心に攻め込んでいく。ただ、なかなか決定機を作るまでは至らない。

 お互いに決定機のないまま迎えた終盤にトリノが2回チャンスを作る。89分、ムッルーのクロスはケシエに頭でクリアされるが、セカンドボールをセグレがミドルシュート。これがロマニョーリに当たってコースが変わりゴールに向かって飛んでいくがドンナルンマが超反応で防ぐ。93分にはトリノ最大の決定機。右サイドから来たパスを中央のセグレがワンタッチで左サイドのムッルーへパス。ムッルーから引き取ったリネッティは拡がったCB間に抜け出したヴェルディへパス。ゴール前でヴェルディがトラップからシュートを撃つが、懸命に戻ったケシエがブロック。後半はスコアが動かず試合は2-0のまま終了。

 

 カンピオナート37試合連続得点。首位キープ。シーズン前半の17試合で16試合を複数得点しているチームは大昔のインテル以来らしい。

 

 試合の入りから連敗しないという強い気持ちを感じた。ハイプレスも中盤のプレスバックもよく機能し、攻守にアクションが速く、その勢いのまま前半は圧倒できていた。後半はトリノの修整に後手を踏んだ感は否めない。運動量、強度も低下し、シュートはおそらくCKのサムカスのボレーシュート1本のみに抑えられた。

 

 攻撃のキーマンはテオだった。ハウゲが張ったり、ケシエがルキッチの裏に入りつつ、低めの位置でテオが受けて相手を動かし、ドリブルやワンツーでゾーンディフェンスに潜って崩しにかかる。奪われたら被カウンターに繋がりやすいが、迅速なカウンタープレスで奪い返しに行く。ただ、そもそもそんなに悪い失い方をすることはなかった。これができる選手は多くないので、戦術兵器テオがいることを誇りに思う。素晴らしい先制点だった。

 

 1アシストにPK獲得、間受けにプレスバックも頑張ったブラヒム。負傷交代が残念だが、最近の鬱憤を晴らすようなプレーだった。

 イブラは流石にコンディションが上がっておらず。ただ、ボールが集まるし基準点が生まれるのは明白だった。

 

 次も中2日ホームでコッパ・イタリアトリノ戦。珍しそうで意外とあるあるな、リーグとカップでの連戦。トナーリとブラヒムの打撲が軽症なことを祈る。

 

 5-3-2のミドルプレス。

 ベロッティが中央の足元で欲しがるのは怖くなかった。サイドに流れて馬力で運ばれるシチュエーションが嫌だと想定していたが、そうなりそうな場面もほぼなく。

 ヴェルディがとても厄介だった。

 シンゴのフィジカルポテンシャルはヤバすぎ。

 ボナッツォーリをもっと使えおじさん「ボナッツォーリをもっと使え!」

 

  • 主審 Fabio Maresca

 VARはグイダ。

 カードが多い。レオンのシミュレーションは厳しすぎる。